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中京11R穴推奨レース

3連単フォーメーション3⇒16、4、8、6、11、5⇒

16、4、8、6、11、5、12、1 (42点)

16、4、8⇒3⇒16、4、8、6、11、5 (15点)

3連複フォーメーション3-16、4、8-16、4、8、6、11、5、12、1(18点)

馬単3⇔16、4、8、6、11、5、12、1

クリソベリルは確かに強い。これまでのレースぶりから明らかに次世代王者は間違いないが、メンバーに恵まれた連勝中であることも否めない。絶対的なキャリア不足、古馬とは経験は前走だけ、前3走はすべて交流重賞など、数々の条件で基準値に達してないだろう。前々走は直後のレースだったB2の千六1分40秒台の馬場で2分6秒台はいかにも平凡な数字。前走は3着に地方へ移籍した7歳馬ノンコノユメ、2着は韓国GⅠを除けば2年以上も勝ち星のないロンドンタウン。1キロ減で圧勝しても実質オープン特別級のメンバーでは何ら評価を上げられないのが本音だ。現実にロンドンは次走の南部杯で掲示板ギリギリ。百戦錬磨の古馬重賞馬相手に前走のように瞬発力に頼るような乗り方ならば、必ずスキや死角はできる。いくらか過剰人気に嫌気。

流れと仕掛けのタイミングと位置取りが完璧にリンクしたレースがこれだけの実績を残しても少ないと感じさせてるだけに勝っても負けても相手なりということ。チュウワウィザードは乗り替わりで本当の姿が見られる。ごく普通に立ち回ったのは圧勝劇となった4走前ぐらいか。いずれにしても3走前は必要以上の待機策で自ら厳しい位置取りを選択。前々走は勝負どころから各馬、前がかりとなるサバイバル戦に巻き込まれる不運。前走は早仕掛けが裏目に出てゴール寸前で差されるような辛勝など、どこか歯車が合ってなかった。GⅠでは必ずと言っていいほど消極的になる鞍上配置が唯一の弱点だが、どのみちワンポイント騎乗で気楽に乗れる立場なら流れに応じて立ち回れるはず。前がやり合えば直線勝負、すんなり隊列が決まれば好機のマクり。この単塾な判断だけで十分に勝機が浮かぶ。

オメガパフュームは掛け値なしの実績を残してきた。過去にも数少ない東京大賞典と帝王賞の連勝。それもいずれもひとマクりで最速上がり。それぞれ3着に0秒4差、4着に0秒8差など、馬柱だけではわかりづらいが圧勝と言っていい完璧な内容だった。前走は10キロ増ながら好仕上がり。ゴール直後に交わして脚を余した末脚で、改めて現役最強クラスの瞬発力を示して素直に実績や数字を信頼できる。
文句のつけようのない乗り方だったが、またもデムーロ降ろし。名手に花を持たせるためのワンポイントであっても後味の悪い乗り替わりだ。現実に昨年もこの馬は外国人騎手に乗り替わりで期待できたが淡泊な負け方。さらに距離適性も微妙になっている。5着とはいえ、昨年の1秒差の完敗が示すように千八(300010)以上に距離適性は低くなっている可能性がある。一気の距離短縮となった5走前も惨敗。中距離のスペシャリストとして完成されて千八でも距離不足になったことは否めない。前々でやり合うことを願うだけ。

逃げ馬が最悪なリズムが続けばスランプ入り間近。インティはここが最後の審判となる。不運と言えば不運。前々走はこの馬をつぶすだけに出走してきたと疑いたくなるような逃げ馬の競りかけからの大暴走。前走は最悪な乗り替わりとなって事態を深刻化させた。スタートミスしてハナが絶望だったにもかかわらず、強引に仕掛けてハナを奪おうとするが、結局出しに行きすぎて向正面で抑えが効かなくなるほどの折り合い難。4角前に故障のような失速は今後のダメージが心配になるデビュー以来のワーストレースになつている。主戦に戻して久しぶりの左回りで巻き返せるか。とにかくハナを奪って真価を問いたい。スタート五分に出れば何とかなる。

雨も降らない良馬場の時計比較では過去10年で別格となるみやこSの勝ち時計。ハイペースを大マクりで勝負を決めたヴェンジェンスは侮れない。フロックでは到底出せない絶品時計。あの流れを早仕掛け。本来、惨敗覚悟の下手乗りからの圧勝劇は相当な能力がないと成り立たないだろう。いずれにしても距離にメドというよりむしろ千八ベストをにおわせて、良馬場の時計勝負にメドを立てたのが大きな収穫。これから一気に父カジノドライヴの評価を上げることになるはず。休み明け(310002)、叩き2戦目(131001)から叩き3戦目(100111)で使い減りする傾向が唯一の弱点。

ゴールドドリームの神話も終わりに近づいたか。打てば響くという瞬発力型もすでに6歳。前走でサンライズノヴァ程度を捕らえられなかったことで、以前の快進撃は完全に止まったと確信した。とにかく休み明け(351011)で初戦こそ完全燃焼する仕上がり早だったこと。末脚自慢の瞬発力型が、勝ち馬より上がり時計が劣ったこと。負けても0秒2差以内だった絶対的安定感が崩れたのが2年ぶりになることなど、どうしても年齢的な衰えが頭をよぎる。久しぶりのJRA馬場も微妙になる。