7、9、1⇒7、9、1⇔
7、9、1、15、10、14、5 (54点)
忘れた頃に3歳馬が大駆けを決めるとはいえ、勝ったのは02年のシンボリクリスエス以来皆無。当時の勝ち時計1分58秒5、レースの上がり時計は35秒3。時計が速くても上がりのかかった"昭和的決着"。今ではどんなに時計が速くても、良馬場で上がり35秒台は考えられず、現在は1分58秒台の決着の場合はレースの上がり34秒台以下が標準的な数字になっている。
02年以降の3歳馬は04年2着ダンスインザムードが稍重。06年3着アドマイヤムーンは勝ち時計1分58秒8でレースの上がり35秒6。08年3着ディープスカイは勝ち時計1分57秒2で上がり35秒2。10年2着ペルーサは勝ち時計1分58秒2で上がり34秒9。12年2着フェノーメノは勝ち時計1分57秒3で上がり36秒6。14年3着イスラボニータは勝ち時計1分59秒7で上がり34秒6。1分56秒台の決着で上がり34秒半ばが標準的な近年では、よほど3歳馬に異次元的な持ち時計がないと厳しいだろう。
3歳馬に恐れるような数字を兼ね備えている馬が不在ならば過去の傾向を信じて軽視。千六(611010)と高いレベルの持ち時計が多数あるグランアレグリアは現代の天皇賞秋の申し子のような存在。穴っぽいところでは千六持ち時計No2のカイザーミノルがギリギリのライン。千八の高い数字を誇るコントレイル、ヒシイグアス以外ならばワールドプレミアか。専門紙、スポーツ紙の予想は木曜日の夜から金曜日の朝。その時点で日曜日に雨が降る予報はなかった。各紙が良馬場予報だけに評価を落とした可能性。雨量が多くなればワールドが主役になっても驚かない。
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