2⇒5、9、16、4⇒5、9、16、4、15 (16点)
5、9、16、4⇒2⇒5、9、16、4 (12点)
2、5、9、16
凱旋門賞を除けば、デビューから初の連続二千四。キセキが大化け可能にする刺激的な条件はこれだけではない。行くしかない馬が不在どころか、行きたい馬も不在で単騎逃げという飛び道具が最大の魅力。これまでの不振はモロさ同居の逃げ気性で何より鞍上に恵まれず、ひたすら控える競馬でもがき続けてきたこと。昨年はハナを切ったとはいえ、5ハロン通過57秒9という競馬学校生かと思わせるほどペース音痴の鞍上にぶち壊されてレースを終えた。自分のペースならまだまだ大駆けする余地を残していることは数字的にも表れている。
4走前は唯一、上がり35秒台の最速上がり。3走前は残り50からようやくジワジワ伸び始めた。前走は最悪な行きっぷりだったが、終わってみれば0秒1差。追い込み~差し~先行という自分のスタイルでない乗り方にもかわわらず見せ場十分が変身のシグナルではないか。大暴走の昨年でも着差は1秒1。直近の二千四では連続2分24秒台。少なくても外国馬より確実に時計の計算はできる。とにかくハナが大前提。
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