12、1⇒10、4、7、11、6、3 (36点)
12、10⇒4、7、11、6 (24点) 12、4⇒7、11、6 (18点)
1-12、10、4-12、10、4、7、11、6、3、17 (18点)
12⇔1、10、4、7、11、6、3、17
10回のミスより1回の成功か。ダノンファンタジーは千六以下で2回掲示板を外したが、そのコンビに再び託す勇気。確かに5走前で重賞勝ちを導いたとはいえ、はるか後方で限度を超えた折り合い難を露呈した前々走から、いいコンビではないことは明らか。時計ひとつのロスを上積みすれば、人気から妙味はない。
ソングラインの前走は展開の利がすべてと割り切っている。直線まで馬群でじっくり構えても直線入口で前が自然とクリアになる幸運。残り1ハロンからようやく仕掛け始めた余力十分の立ち回りは好枠だからできた芸当だったことも割り引いたひとつの要因。残り100で内にヨレるなど、走りそのものに若さを残した3歳馬の課題はこれ以外にも数々抱えている。斤量増、荒れ馬場対策に加えて何より右回りへの対応力。今回の大外枠で大きな試練にぶた当たっても驚かない。
鞍上だけで人気になりそうなルークズネストはもとより時計不足。さらに決定的な弱点となる上がり時計不足で完全に八方ふさがりとなった。少し行きたがった前走は鞍上の未熟さと割り切れても、前走から2キロ増で大外の18番枠が試練を軽く越した致命的な悪条件。自身初となる叩き3戦目も少なからず影響が出そう。人気ほど怖さも旨味もない。
グレナディアガーズの前走は鞍上の衰えをモロに露呈する形だけが目立っていた。二流に落ちぶれた鞍上らしく、これまでレース巧者のイメージが強かった馬をまったく制御できないという失態。最後は今後のダメージが心配になる故障のような失速ぶりでレースを終えた。一過性のポカとはいえ、気力で走るタイプの先行馬にとってスランプ入りしても驚かないほど鞍上に足を引っ張られた形に一抹の不安。スプリンター色が強まったフランケル産駒は名手の乗り替わりだけが頼り。どの馬が逃げようともこの馬がねじ伏せるような形に持ち込めば負けない実績と自信。絶好の外目の枠から逃げ馬マンマークで立ち回るか。朝日杯でレコード、未勝利勝ちはタイレコードなど、とにかく持ち時計以上の絶対スピード。
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