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中山裏読み
関東
7R9R10R11R12R
関西
8R9R10R11R12R
ローカル
9R11R
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中山11R

3連単フォーメーション12⇒15⇔11、8、4、14、16、6、3、5 (16点)

ダノンザキッドはようやく千六への対応にメドを立てたところで再び距離延長。GⅠ勝ちもある厩舎でも芝千八以上のGⅠ、GⅡ勝ちになるとまさにこの馬だけしかいないというのもある意味驚く。スプリンターを育てるのには一流でも、千八以上では素人丸出しの三流厩舎であることの紛れもない証。この馬もクラシックほしさに背伸びをしまくって3歳春を無駄にした1頭だった。
今回も適性や先を見据えることなく、目先のタイトルほしさの挑戦と言わざるを得ない。ここを勝っても負けても千八GⅠ不在ならば結局大一番はマイル。ようやく距離に慣れたところで、距離延長と短縮の繰り返しは再びリズムを崩してスランプ入りしても驚かない悪手と言える。僚馬の3歳ダノンスコーピオンも不可解なローテを組んで春全休の危機になるなど、悪いのは厩舎なのか、馬主なのか。それとも両方か。とにかく成長を阻むようなレースマネージメントは毎年恒例になりつつある。ここではあまりにも恵まれた相手になるが絶対的な信頼度は皆無と言っていい。

頼りになる鞍上配置でウインイクシードを狙いたかったが、乗り替わりなしで評価はダダ下がり。鞍上はいまだリハビリ中と思わせるほど以前の面影などいっさいなく、年間100勝の実績が遠い昔話になっている。道中は折り合えず、直線は狭いスペースを怖がり、追い出すタイミングも後手後手が鞍上の現状。衰えを痛感される内容連発では足を引っ張ることを考慮した狙いになる。

アドマイヤハダルは乗り替わりの刺激と成長期がリンクしてイメージ一新。以前より確かなスケールアップを確信させた。二千で極限の時計勝負の接戦実績がカナロア産駒では一流の証。今回は理想的な距離短縮と叩き3戦目。なおかつ崩れない中山(000110)が加わって走る条件というより勝つべく条件が揃っている。いずれにしても勝ちパターンは前走よりもう1列前の先行抜け出しが理想。勢い、状態はピークに近く、毎年のように先行抜け出しが勝ちパターンのレース相性からも絶対的な存在になれる。