2⇒6、5、7、1、8
フリームファクシが賞金加算でクラシック出走を確定させるだろう。同厩の拍子抜けだった異父兄リューベックとはまったく別馬のイメージ。マイラーの兄より距離の融通性があり、何より世代トップレベルの瞬発力がこの馬の特長。異父姉ディアドラと比べるのはかわいそうだが、少なくても変幻自在の立ち回りで3戦2勝の中身は良血らしさ、超エリートを感じさせている。デビュー2戦は減速なしの上がりレースラップでいずれもラスト2ハロン11秒3-11秒3。前走は折り合いを欠く誤算はあったが、時計勝負にメドを立てる着差以上の圧勝劇で一気にクラシックを意識させた。少頭数競馬の経験が多すぎるのは今後に響いてくるキャリアの汚点になりそうだが、この馬を脅かすような馬が不在のここで取りこぼしは許されない。
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