３、10、４、12⇒３、10、４、12、11⇒

３、10、４、12、11　(48点)

今年はとにかく前走が最速上がりだった馬が多数存在することに特徴がある。
15～22年まで前走が最速上がりだった頭数はそれぞれ10、６、６、４、８、７、４、５頭。今年は10頭。15年は18頭立て、今年は12頭立てからも最速上がり率の高さがうかがえる。その15年は１～３着馬すべてが前走最速上がり。次に多かった19年も１、２着が最速上がり、３着馬は逃げ馬だった。今年も前走が最速上がり、前走千六以上から勝ち馬が生まれる確率が高い。

加速する上がりレースラップだったルージュスタニングはインパクトのない数字が並ぶ。勝ち時計はもちろん、33秒台以下が必須だった流れと馬場で34秒台。最速上がりとはいえ、２着馬と上がり同タイムでますます弱気にさせるだろう。
同じような時計でもヒヒーンはひと味違う。残り１ハロンで逆手前になって万事休すだったが、２着馬に並ばれてもうひと伸び。終わってみれば唯一の上がり33秒台で最速上がりなど、着差以上の強さを感じさせる内容だったことは間違いない。