
8、9⇒1⇔8、9、1、5、4、3 (20点)
8、9⇒8、9、5、4⇒8、9、5、4、3 (18点)
8⇒9、1、5、4、3 9⇒8、1、5、4、3
ゾロアストロはメンバーレベルの低い重賞で勝てなくてもマネジメント力で人気を維持できているというイメージが強い。そもそもサウジアラビアRCの2着ガリレアは次走デイリー杯で見せ場なしの惨敗。4着マーゴットブローはすでに芝のスピード決着に限界。3人気だった5着チューワカーネギーもダート転身が時間の問題になっているほど、前々走は超低調メンバーレベルだった。
前走も正味残り3ハロンだけの競馬。5ハロン通過は過去10年でワーストレベルに遅く、ただただ2歳11月の時点で瞬発力の完成度が他馬より高い馬が上位を独占しただけという裏街道で賞金加算してきた。重賞を連続好走で"世代上位の強さ"というより、"世代上位の瞬発力型"としてみるべき。距離も確たる裏付けがなく、今もマイルベストは変わらぬ評価。
さらなる追い打ちは厩舎の特徴だ。大グループからの寵愛を受けている関東屈指の厩舎で良血馬が過去も現在も続々入厩しているが、振り返れば2歳重賞、ダービーまでの3歳重賞未勝利が現実。"良血馬の墓場"と揶揄されても納得の低空飛行が続いている。イメージとしては休むごとに心身だけでなく、能力もリセットされてデビュー当初の凄みを増していかないという成長の鈍化ぶり。この馬はまさに厩舎特有の象徴的な姿を継承して、ここでも2、3着が既定路線か。過去は単なるツキのなさ、運の悪さだったとここで証明しないと、負のレッテルに長年付きまとわれることになる。とにかく厩舎的にはGⅠ並みに力が入る一戦。
エムズビギンもまた人気先行。手薄な重賞だからこそ、人気になったことが否めない。エリートのエピファ産駒としては物足りない上がり時計がすべてを物語っている。前々走は稍重だから割り引く必要あるが前走は時計か、上がりかで極限レベルの数字が出やすい超高速馬場にもかかわらず、どちらも標準的な数字に留まったこと。何よりラチ沿いの立ち回りだったからこそ、折り合えたギリギリの立ち回りにクラシックどころか、世代重賞でも苦戦する未来が見え隠れする。前走の2着以下から9着馬1頭だけが勝ち上がっただけで、何より2~4着馬が次走で惨敗していることに超低調メンバーだったことは決定的。SS、ディープ産駒の直仔のような驚くような成長がない限り、前走までの数字、完成度では将来的にもちろん、ここでも通用しない。
ショウナンガルフの立ち直りは早いはず。前走はすべてにおいて歯車が合わなかった。絞れない馬体に乗りこなせない鞍上。いい休養ではなかったことを裏付けるような復帰初戦は札幌2歳SからホープフルS直行ローテの難しさを改めて示したと割り切るしかない。すでに矯正不可能なスタート下手の悪癖を固められた可能性はあるものの、引っ掛かって3角前にレース終了になるような無様な立ち回りよりまともになることは間違いないだろう。早熟牝系を打ち消すためにもここでの凡走は許されない立場。馬体、スタート、折り合い。このうち2つでも良化すれば以前の瞬発力が戻ってくると確信している。
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