⑫→６、⑬、⑪、１、４、３→
６、⑬、⑪、１、４、３、５ (36点)
前開催、今開催と時計以上にパワーが必要な千八。意外に前々でバテそうな馬も残っている現状ならば、距離実績がある先行馬が狙い目か。雨の振り方によっては状況は一変する。
リワードレオンはきっちり仕上がっていたが、さすがに半年ぶりの競馬でハナが切れない展開では分が悪い。転入当初は今のＢ３以上を相手に完封実績。３走前をきっかけにスランプになったが、本来の能力は軽くＢ３卒業レベル。見た目から受けるイメージに衰えはなく、まだ上積みの見込める好馬体。まずはスタートを決めて完全燃焼したい。
ヤマタカボウシは脚質的に外千八がイメージどおりの好条件だったが、以前に４戦連続使って３、２、３、７着。結局長い脚が持続しない瞬発力は内千六がベストで評価が固まっている。エンジンのかかりの遅さは変わらぬズブさ。大きく崩れることはないが、ここでも足踏みが続きそう。
インベストホープは典型的な人気先行型。デビュー３連勝だが、馬体に大物感はなく、並ばれた時点でレース終了のモロさが致命的になっている。スタート下手の逃げ馬。距離云々より自分の形にならないと手も足も出ない。玉砕覚悟でハナを切るか。単あって連なしタイプ。
ＪＲＡ時代に中距離路線だったハヤテにとって、内千六は忙しすぎるか。転入２戦は拍子抜けになった平凡な時計。ピリッとした脚がなく、ごく普通に流れ込んだという程度の内容。これといって強調点のない現状で、もうワンパンチほしい。得意の距離になって変わり身注目。
クランペガソスの狙いは難しい。初距離になった千六でも初戦は大敗。それまで千四以下で大崩れのなかった安定感から、はっきり距離の壁に当たった一戦になった。掛かる気性で千六経験も少ない短距離馬にとって、一気の距離延長からの追い比べでは好走が浮かばない。
マイシスドリームの前走は見どころ十分だった。４角で馬まかせのマクり競馬。結果的に伸び切れなかったが、まだ古馬と２戦目を考慮すればクラス、コースともにメドは立った。前２走の成績以上に底力を感じさせる転入馬は、積極的な鞍上に乗り替わりで面白くなる。