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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R


10R
フォーメーション3連単8、J→8、J、9→

          8、J、9、5、4、7、6、3   (24点)


すでに一線級はフリオーソの独壇場。王者に3歳時、接戦していた馬がようやく完成されて世代レベルの底上げが見受けられれば、南関東馬限定では最強の4歳世代が主役になる。今開催から馬場は前残り状態に一変で、持ち時計より器用さが正解。

チェレブラーレは前走の初重賞制覇が遅すぎたと思えるほど、能力的にも実績的にも抜けていた。距離の壁に当たった前々走はあまりに長すぎたが、本来は千六前後がベストのマイラーという印象が見た目からも強い。千八で1分51秒台、千五で1分33秒台。とにかく時計勝負の強さは特筆もので、転入後はクラシックと前々走を除けば負けても0秒2差の安定感が世代エース級を示している。極度のスローで直線追い比べになると、差す形では不思議と追えなくなった勝負弱い鞍上がネックになるが、行きたい馬が揃って間違いなく平均からハイペースならば不安材料は軽減する。強気の先行策。

乗り替わりでマズルブラストは脅威の存在になる。ハナを切るか、外から被されないような展開にならないと持ち味が出ない気分屋が3走前は大出遅れ、前走も注文をつけて自ら馬群の中の折り合いを選択では惨敗も当然だった。重賞2勝が長距離とはいえ、3歳時はしらさぎ賞2着。羽田盃、ダービーでいずれも3着。気分良く折り合った前々走がこの馬の潜在能力で、スピードにも対応できることを改めて認識させた。前残り馬場が後押し。

ショーターザトッシの長い不振は単に距離が合わなかっただけだろう。重賞2度目挑戦で昨年のこのレースを制覇。シーチャリオットベルモントノーヴァベルモントギルダーを1分38秒0で完封すれば、53`の斤量だけが勝因でもないはず。その後大井千六はわずか2戦のキャリア。4走前のマイルG5着、前々走のオープン特別3着はいずれも1分40秒台ならば、調子の波が合えばいつでも勝ち負け可能なレベルということ。前走のゴール直前に披露した一瞬の切れ味がいい頃の状態に戻りつつある証で、条件が揃ったここは年齢的にも一戦入魂となった。

3着馬がB1でも勝てなかったカネショウメロディならば、スターライト組のゴッドセンドバンドマスターはさすがに重賞で勝ち負けまでのレベルに到達してないだろう。重賞経験が豊富なベルモントギルダーベルモントノーヴァに魅力を感じる。いずれも昨年までの勢いがなくなっているだけに気配優先。サウンドサンデーは千六のスペシャリストでも意外に時計勝負にモロさ。自己条件でも重賞でも相手なりまでのタイプ。