L、8→L、8、K、9→
L、8、K、9、3、I (24点)
外コースでも千二の勝ち馬は逃げ先行馬に限られている今開催の馬場状態。とにかく4角で先頭から2馬身以内が絶対条件の中では、スプリント適性に加えて安定した先行力が要求される。能力が抜けている馬でも少しのスタートミスで致命傷になるほど前々有利。
スズランメイクは前走の3着でオープン通用を確信した。スタートで致命的な大ミス。3角でほぼギブアップの手応えながら、今までになかった渋太い末脚で2着馬とわずか0秒1差まで頑張った。前開催でA2下を快勝したゴッドセンドを抑えれば価値は高い。昨年まで随所に1分12秒前後で大駆けしてきた一発屋がいよいよ安定期に入る。
ジルディーディーは徹底したスプリント路線で(10011)。数字的にオープン通用の感触はあるが、船橋千がベスト条件の単調な先行馬というイメージ強い。直線の長い大井外コースで1ハロンの距離延長がどう出るか。クラスの壁に当たった前々走からも、経験不足からポカがあってもおかしくない。
キングビスケットは11戦連続で千二。安定したスタートと時計で負けても0秒6差だが、もうひと回りのパワーアップが必要か。強敵相手にはどこかパンチ不足。追い比べになって競り負けた3走前と前走が、A級でのレベル差ということ。単より連軸向き。
タケノトレジャーの前走は恵まれた相手で久しぶりの勝利。B1と思えぬ低調な内容は時計からもはっきり感じられる。B2で苦戦していた3走前、前々走が能力基準。決め手不足を加味すれば、ごく普通に入着レベル。
フリートアピールは一貫性のないローテーションが不振の要因か。昨年4勝だがいずれも単発で連勝なし。千二から二千百まで幅広い勝ち鞍でも、本質がスピード先行のスプリンター。前々走で3着キングビスケットに0秒3差が適性の高さを物語っている。テッポーOKの大型馬は初戦が狙い目。