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I、1→J、2、7、6、3 (30点)
I、J→2、7、6 (18点)
Iー1、J、2ー
1、J、2、7、6、3、5 (15点) |
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千八得意の馬が次々回避して距離ベストというタイプが少ないメンバー。1分54秒台の突入は考えにくく、スローの流れの上がり競馬が濃厚だろう。いずれにしても距離適性がはっきりして取捨に悩まない。
カネショウパパは完璧な位置取りと思えたが、勝負どころで逃げ馬が早々に脱落は計算外。そのバテた馬が壁になって同じように後方に下がるロスが最後まで響いてしまった。一旦立て直してから最速上がりで伸びているものの、上位2頭はB2通用の素質馬で仕方のない2馬身差か。距離、クラス、コースを同時にメドを立てて、再び大井狙いも納得できるステップ。馬体はまだ良化余地。
ガンバルライアンの前走は不可解な人気薄となった。勝てないまでも前走まで千八は(0322)の距離実績。さらに持ち時計上位のメンバーならば、ごく普通に勝ち負けレベル。何ら不思議のない快勝は正攻法から横綱相撲で、まともな先行馬不在のここでも前走の再現がイメージできる。とにかく前々で攻めれば渋太い先行馬はスタートに集中するだけ。
コンパクトにまとまった馬体のミスガイアは見た目マイラーのイメージが強いが、千八の東京プリンセス賞5着、千八の若竹賞で黒潮盃2着のジルグリッターを押さえて3着など、とにかくバテない競馬で良績を残している。関東オークスでも3着馬とわずか0秒2差。さらに前走は初の古馬相手、それも統一Gでラピットオレンジに上がり時計が上回って0秒5差はB3有利を決定づけた。どんなクラスでも相手なりという嫌いはあるが、スタミナ勝負に磨きがかかっていることは事実。自己条件で力差を見極めたい。
シャドウキャスターはどうにも狙いづらくなった。致命的な行きっぷりの悪さが解消しない現状で、転入初戦の切れ味も前3走は不発に終わっている。走るたびに馬体増だが、見た目のバランスは悪くない。精神面のスランプとなるとプリンカーなどの工夫が必要か。勝負どころでペースアップするような上がり競馬は合わない。
1分55秒台をコンスタントに走っているナッシュが恵まれた相手で再び色気が出てきた。シャドウ同様にどこか気を抜くようなところがあって、常に3角すぎから手応えは悪くなるが、それでも掲示板を確保する渋太さに特長。3走前のようにひとつスイッチが入れば上位も狙える。前々で折り合えるとさらに面白い。
ユーワマトリックスの転入4連勝はすでに1年半も前の実績。クラスも年齢も上がって掲示板確保が精一杯か。距離万能の差し馬としても極端に勝ち時計か、上がり時計が速くなると打つ手がない。カネショウサンデーは最悪の行きっぷりだった前走でも1分55秒7。ハイレベルだった4走前はB3で上位常連の馬を押さえて3着なら展開ひとつ。
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