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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R


10R
マルチ2軸3連単M、9→1、I、J、3(24点)穴推奨

M、1→I、J、3 (18点) M、I→J、3 (12点)

       フォーメーション3連複9、1ー9、1、M、Iー

             M、I、J、3、L、O  (24点)

       馬複BOXM、9、1、I、J、3


中心馬不在で大混戦の牝馬交流重賞。時計がかかってスタミナが要求される馬場では、千八以上の距離経験が最低条件か。底力の遠征勢、地元の利の南関東勢。ほぼ互角の能力比較なら状態の良し悪しで決まる。

シールビーバックは実績から侮れない。レベルの低かったとはいえ、関東オークス2着が砂適性の高さ。その後もJRAGVマーメイドS5着、GU阪神牝馬S4着で1600万クラスと思えぬ善戦ぶりは相手なりに走るタイプということ。4走前のスパーキングレディーC8着は距離が足りなかった。東海で息を吹き返した実力馬は鞍上配置からも脅威の存在。

ダイワオンディーヌは鞍上の甘さに目をつぶれば面白い。JRA時代はスタミナ勝負にも強さがあった距離万能型。今年1月に1000万を快勝レースは、現在オープン入りまで時間の問題になっているアクロスザヘイブンを子供扱い。前走の瞬発力が復活のシグナルとして評価を高めたい。本来は前々の先行型。

アーペレーヌが待ちに待った大井外コースに登場する。元川崎所属馬は東京2歳優駿牝馬2着、桜花賞7着など徹底したマイル路線でB3まで出世した。とにかく置かれるズブさから入着ラインで一進一退の連続。大井外コースを狙ってこなかったことが不思議なぐらいで、道営へトレードはパワーアップのきっかけになった感触がある。4走前に未知の距離を克服。大井千八は最高の舞台となった。元主戦に夢を託す。

得意の千六でも輝きを失い始めたパフィオペディラムが、限界ギリギリの千八で復活は考えにくい。昨年のこのレースの覇者だが、今年とは勢いがまったく違う。同じステップのトゥインクルレディー賞が前年2着で、なおさら今年の状態の悪さがはっきりする。勝ち時計も1分54秒8で相手に恵まれただけ。リズムが狂っているローテーションで狙い目はない。

軽量に恵まれたとしても、ミスジョーカーの充実度はすばらしい。瞬発力にますます磨きが掛かって重賞3戦目となった前走も最速上がり。典型的な前々競馬で中団から差し競馬は価値が高い。二千の戸塚記念トライアル 3着で距離にも太鼓判。これ以上の馬体減がなければ、ベストの外コースで自信度が増す。

牝馬重賞の上位常連のベルモントノーヴァは衰えというより、合わない条件が続いているだけか。誉められるような乗り方をしていないのは事実だが、じっくり折り合える千八は今年のTCK女王杯で南関東勢の最先着。昨年のTCKディスタフは最速上がりで2着馬と同タイム。もうひと花あって不思議はない。

サイレントエクセルは一時、東北最強牝馬として君臨していたが、年齢的な衰えもあって過去の話になってきた。2年前のダービーグランプリで3着。バンブーエールと少差でナイキアースワークオウシュウクラウンには軽々先着した。遠征競馬に弱く、とにかく地元限定の牝馬は井の中の蛙状態。ここ2年の南関東遠征は3戦すべて二桁着順。

カネショウバナナは徹底したマイル以下の路線で確実に掲示板を確保。二千百の戸塚記念、ロジータ記念は平凡な時計で入着ラインのレベルの実績からもスタミナ勝負のモロさは証明されている。以前よりは地力強化を加味しても、勝ち負けまでのレベルに到達しているイメージは浮かばない。