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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R


11Rフォーメーション3連単
4、N→4、N、9、2、K→

            4、N、9、2、K、5、7、6 (48点)


初日にあれだけ逃げ馬が活躍していたが、2日目には1勝2着1回だけで逃げ馬がほぼ全滅状態となった。まったくつかめない馬場だが、基本的にラチ沿いよりも外々で折り合った馬に良績が集中していれば、自在性のある差し馬に注目か。いずれにしてもパワーがほしい。2分5秒台の上がり競馬。

ルースリンドの東京大賞典4着は着差以上に収穫が大きい。重賞でのキャリア不足でどこか信頼が置けなかったが、前走でブルーコンコルドとの追い比べに競り勝って3着メイショウトウコンと上がりは同タイム。勢いのあったトップサバトンアンパサンドの3歳勢に先着すれば今年は重賞が狙える位置づけになる。とにかくJRAから転入以来、すべて掲示板の安定感は交流重賞が含まれていればますます高まる自信と風格。前走並みの2分5秒台で走れば圧勝が計算できる相手にポカは許されない。鞍上の卒業記念としてはできすぎか。

7歳にしてキャリアがわずか16戦のナイキデラックスは、まだまだ成長が見込める。南関東の転入初戦は相手がアートルマン。3着馬に0秒6差から前走の圧勝は当然の結果だった。若さあふれるフットワークは初重賞挑戦でも色気の出る迫力。相手強化で数々の課題はあるが、4歳時にクワイエットデイと同タイムの2着、2連勝を含む6戦連続連対など乗り越えられる底力と実績は兼ね備えている。

レッドドラゴンはクラシックで結果が出なかったがアンパサンドトップサバトンが不振の中でフリオーソに次ぐ4歳世代の実力馬として評価が固まってきた。超スローペースとなって展開負けとなった前2走で最速上がり。昨年より明らかに貫禄をつけながら成長し続けている。完成手前でこれだけのパフォーマンスができれば南関東勢同士の重賞でいつでも勝てる感触。ルースを大名マークで追い比べ。

意外性のあるアウスレーゼは徹底した差し競馬だが、案外良績は内千六という実績。いい脚が長続きしない瞬発力は外二千の牡馬相手でパワー不足が否めない。ためるだけためて爆発する末脚は常に展開優先の難しさで、ステップレースからも重賞連勝した4歳時より明らかに勢いは劣っている。前走が休み明けの16`減の誤算。上がり目は望めない。

厚みのある馬体とユニコーンSの勝ちっぷりから、ナイキアースワークのマイラー評価は変わりない。振り返ってみればパワーが要求される地方馬場で良績のない差し馬は、軽い馬場の瞬発力勝負向きということ。スピードだけでは攻略不可能な大井外二千の条件はあまりにも不利。徹底した待機策で前が崩れるのを待つ。

厚みのある体型のロイヤルボスはマイル前後がベストだろう。あくまでも谷間のローション的な使い方。時計勝負になる千八で手も足も出ない現状では、さらに距離延びた重賞で結果を出すのは難しい。いぜん太めが解消しない現状がますます好走のイメージを打ち消している。デビュー5連勝でハイセイコー記念を制した実績から目標は次の短距離戦か。試走の趣が強い。