最内枠に良績のない今開催の馬場状態。とにかく道中ラチ沿いで折り合ったタイプは直線でもがいている。内外コース、距離も不問で逃げ馬苦戦の結果から、理想は勝負どころで一気にエンジンをかける差し馬だろう。前走で時計勝負、距離、差し競馬のすべてにメドが立ったロイヤルグローバルがまさに条件ピタリ。29`増がほぼ成長分の4歳馬は一気にC2を通過する。ベルモントカイザーは鋭さ負けが続く現状で強調点がみつからない。走るたびにトーンダウンの期待馬はここも相手が悪い。以前の気力は戻っているゴボウヌキは展開次第で末脚復活。トドロキミカエルは長い期間のハードなローテーションからひと息後で反動が心配。コアレスコマンダーはようやく素質馬らしい競馬になってきた。置かれると策のないドリームモンスターは距離短縮で微妙。大井で結果の出ない鞍上になってブルーコンドルは取捨に迷う。ワイエスロード、ゴールドサンダーなど穴馬は多数。