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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

 

11Rフォーメーション3連単4、3→4、3、2、7→

4、3、2、7、1、9 (24点)

前走から6キロ増のライジングウェーブ、掛かる気性のマンオブパーサーに長距離重賞で打つ手はない。ほぼ3頭立て。古豪健在を示したルースリンドは奥の手を使って内田博騎手配置。バグパイブウィンドは前走でルースに先着。一番の魅力は船橋の秘密兵器セレンだろう。大井でのここ2戦は衝撃的な強さ。

スパーキングサマーCで古豪健在を示したルースリンドの順番だ。前走は59キロを嫌って評価を下げたが、最速上がりの自己ベストで完全復活を印象づけた。二千六百の大井記念2着。昨年の東京記念はマズルブライトとのマッチレースを制して終わってみれば、3着馬に1秒2差のぶっち切り勝ち。ステイヤーとしての資質はかなり高いことがうかがえる。どこかムラっ気がある不安定な集中力だけがウィークポイントか。鞍上にすべてを託す。

バグパイプウィンドの取捨は難しい。斤量差を生かしてルースリンドに競り勝った金盃はあくまで有利な条件だったということ。格下のライジングウェーブにあっさり差された前々走と、一流馬にまったく歯が立たなかった前走が戦力的に平行線であることの表れとも判断できる。南関東馬限定でも、一線級相手に底力を問われるとどこか頼りない。数字ほど迫力のない馬体は大幅な馬体増が理想的。まずはパドックに注目。

距離さえクリアすればセレンの勝機も計算できる。とにかく圧倒的な強さだった大井2戦が豪快。3走前は上がりレースラップが13秒4−12秒4−12秒1で、ゴールまで加速していくハイレベルな瞬発力勝負を余力十分に差し切り勝ち。前走も12秒9−12秒4−12秒4をひとマクりで圧勝した。ムチを使えば軽く1分53秒台のスピードはすでに重賞レベルの証でもある。不発のない別次元の末脚は着差以上の凄み。重賞制覇は時間の問題。

ライジングウェーブの出番は難しいだろう。前走を含めても相手に恵まれたことが否めない4連勝。ステイヤーの資質の高さを示した前走でも、57キロも経験のない馬がさすがに6キロ増の58キロで前走以上が望めない。掛かる気性のマンオブパーサーは千六〜千八がベスト。例年以上にスローペースになる少頭数競馬の長距離戦では分が悪すぎる。。