9−7、8、5、6、15、13
9、7→8、5、6、15 (24点)
9、8→5、6、15 (18点) 9、5→6 (6点)
7−9、8、5−
9、8、5、6、15、13、4、1 (18点)
行くしかない逃げ馬インディが大外枠を引いて波乱必至。衰えみえるラスト、モロさ同居のストロング、スランプ気味のアインなど先行勢は頼りない。2走前の乗り替わりで嫌な癖をつけられたユキガフルはスタート五分が望めなければ、安定したテンの行きっぷりで距離適性も高いスーパーが躍進。
スーパーヴィグラスの現状はオープンレベルに達してないということだろう。馬体の成熟待ちで発展途上の3歳馬は底力を求められるようなレースではどうしてもモロさが前面に出てしまう。一気に勝負が決まる千二こそが飛躍の舞台。持ち時計の1分12秒6は3歳夏の数字としては破格で、スプリンターとして大成する底力を秘めている。後の重賞馬ケイアイジンデンを子供扱いならば相手比較からも自信をもって挑める。
鞍上の不振がモロに馬に移ったユキガフルの前走なら乗り替わりで変身が期待できる。大出遅れだったとしても理解不可能なスタート直後から必要以上に待機策。一旦控えたにもかかわらず、向正から強引にマクるというちぐはぐな内容は、まるで新人並みに荒っぽい乗り方だった。それまでの前2走からB1相手に手ごたえをつかんでいたスピード型はスタート五分で巻き返し。
ハナが切れないインディビスティーはあんなもの。4角手前で戦意喪失の前走こそがモロさの象徴で、ズラリと同型が揃えば持ち時計はまったくアテにできない。ある程度の速いペースは凌げても、ハナが切れない展開でまったく策のない単調さ。外枠を引けば見送りが正解。
常にラストで失速してきたストロングライデンは前2走でイメージが変わってきた。確かな精神面の成長で以前よりタフになった事実。逃げなくても0秒1差まで頑張った前走が真骨頂となれば、52キロは魅力的。
コンプレッソは馬体の良さで注目したが、やはり短距離ベストのマイラーということ。完全試走に徹して回ってきただけの前走はあくまで問題外で、JRA4勝の実力馬はきっかけひとつ。
ラストチャンピオンの前走は4角で勝利が確信できた手ごたえの良さだったが、追い比べになってまったく反応のない失速ぶり。年齢が若ければ上積みが期待できても、すでに7歳が終わりに近づいている高齢馬にはっきり限界がみえた。大井コースの直線の長さは致命的。前が止まらない馬場を味方につければアインカチヌキ、シンゼンセッターが残り目十分。
|