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2−15、13、3、8、7、4 2、15→13、3、8、7、4 (30点) 2、13→3、8、7、4 (24点) 2−15、13、3− 15、13、3、8、7、4、1、6 (18点) 浦和記念はJRA勢の人気2頭が自滅としても、勝った馬は南関東の3歳馬ブルーラッド。これまで3歳世代のレベルは微妙だったが、現役最強世代になる可能性が出てきた。少なくても世代交代が始まっている現状は3歳馬中心が正解か。適度に行きたい馬が揃って1分53秒前後の決着。 セレンはどこまで強いのか。58キロを跳ね除けるだけの能力は秘めている。ひとまず初重賞で壁に当たった前々走だが、重賞3勝目となったルースリンドとがっぷり四つ。キャリアの差を割り引けば、能力的にはほぼ互角が扱いが妥当だろう。ゴールまで失速しないレースラップで最速上がりを連発してきた瞬発力に特長。凄みさえ感じさせる破壊力はあらゆる状況で不発がない。前走は2着馬と2秒以上も差のある上がり時計が象徴的で、とにかく常識外れの数字に驚くばかり。じっくり折り合える大井外千八は間違いなくベストの条件。秘めた能力は楽に重賞レベルに到達している。 マズルブライトはさすがに絶好調時よりゆっくり下り坂だが、前走で古豪健在をアピールしてもうひと花の感触を得た。久しぶりの千八になるが、二千以上では入着ラインで一進一退の現状なら、昔より距離適性が縮まってきたということ。逃げにこだわりを捨てた流れの前走は大井コースで久しぶりに控える形での好走。淡白な面をみせていた高齢馬だが、馬体が絞れて鞍上との相性の良さが加わり再びピークに近づいている。豊富なキャリアが強みになって圧倒か。 狙うならサイレントスタメン。前走の着順で評価を下げることはない。上位6頭はすべてJRA勢。勝ち馬テスタマッタは浦和記念3着、2着馬シルクメビウスは先々週のJRAオープン特別で圧勝。3着馬ゴールデンチケットはシルウスS3着。4着馬グロリアスノアがエニフS勝ち。5着馬ワンダーアキュートはシルウスS勝ち。6着馬がスーニがJBCスプリント圧勝で古馬相手にすべての馬が結果を残している最強メンバーだった事実。改めてダービー制覇がフロックではないことがはっきりすれば、南関東限定の相手に勝機が浮かんでくる。瞬発力に陰りがなければ人気的にも今回が狙い目。 バグパイプウィンドは軽量で勝った重賞勝ちでリズムが狂い始めた。連勝を続けていた昨年とは明らかに勢いが失速している。実質A2程度の能力ということ。統一Gではまったく歯が立たず、重賞としては低レベルな大井記念でも2着が限界だった。数字以上にすっきり映る馬体で、この不振は斤量泣きもひとつの理由か。再び58キロではトーンは上がらない。 ブルーヒーローは前々走の勝ち馬ブルーラッドが重賞3連勝で評価は上がってもいいが、惨敗が許されない相手の前走で見せ場もなければすでにクラシック好走時の威厳は失われている。結局重賞2、3着の賞金加算でオープン入りしただけに、前走が本来の姿という可能性が否めない。実績から入着以上が常識的だが、マクりが不発に終われば掲示板が遠くなる。 クレイアートビュンは乗り替わりで見送った。どんなしがらみがあっても、大井で良績のないJRA騎手を配しては大幅な減点。3角すぎから仕掛けるJRA騎手特有の早仕掛けではまったく良さが出ないだろう。そろそろ厳しいローテーションの反動も出る頃。
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