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3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R

 

10R馬単4→7、16、1、10、12

7→4、16、1、10、12

フォーメーション3連単4、7→4、7、16、1、10→

4、7、16、1、10、12、8、15 (48点)

確たる主役不在。実績の高齢馬よりやはり勢いある4歳勢中心でいいだろう。不発のないヤサカは末脚にますます磨き。跳びのきれいなスーパーは久しぶりの良馬場でさらなる飛躍。控える競馬で結果を残したクラフィンの充実ぶりも侮れない。未知の魅力でもラインは半信半疑。ナカヤマスリーがゆっくり下り坂となれば、大井コースでのイメージが悪くてもナイキに魅力が出てくる。

今開催は絶対的に前々有利の馬場。安定したスタートと自在に折り合えるレース巧者のスーパーヴィグラスは好条件が揃った。好枠、前走より1キロ減、良馬場。跳びのきれいなフットワークで、待望のパサパサ馬場はなにより待ち望んでいた条件だろう。東京スプリントはスーニに0秒6差、ミリオンディスクに0秒5差はフロックで走れない着差。五分に出れば上位が確定する。

ヤサカファインはここ最近のレースで意外に最速上がりは少ないが、走るたびに全体時計と上がり時計を詰めてきた成長度に驚く。どうやら内々で脚をためて直線弾けるのがベストの好走パターンで大外枠が微妙になるが、外々を回っても36秒後半の脚は使えるはず。強力な逃げ馬不在が唯一の不安材料。

クラフィンライデンの前走は内々の折り合いで結果を出したことが衝撃だった。どこかモロさ同居で時計勝負の裏付けもなかった牝馬が、5ハロン58秒8というハイラップを刻む逃げ馬を終始追いかけて0秒3差だから中身は濃い。時計を1秒詰めて上がり時計もイメージ一新の36秒台。元道営馬らしく左回りより右回りに安定感か。申し分ない枠を引けばハナを切っても悪くない。

ラインドライブは鞍上からひとつの選択肢だが、少なくても1年半のブランクで戦力低下は否めない。休養前までダート千四以下は(4132)。2度の4着の着差が0秒3、0秒6に短距離ダートの適性の高さを示していた。休み明け初戦の3走前が見せ場もない惨敗。前々走は着差こそ0秒6差だが、残って当然の前残り競馬。いち早く脱落した中身のない内容で前走の結果も当然だった。キャリアは少なく、年齢以上のフレッシュさでも、いきなり重賞挑戦は厳しい。

ナイキマドリードは人馬ともにモロさ同居。久しぶりの古巣挑戦に一抹の不安を感じさせる。大井デビューでいきなり1秒1もぶっち切りの楽勝後に2戦連続で惨敗。4戦目の千四で1分27秒8の快勝など素質の高さを示しながら結局クラシック未出走でトレードに出された。その後も同じようなことを繰り返し。今年初めの3連勝でB2通過点が確信できたが、とりこぼしの連続で思わぬ足踏み。短距離路線に切り替えてようやく重賞出走にこぎつけている。被されない外々の位置取りを確保できるかどうか。鞍上の腕比べ。

コアレスピューマの前々走は相当中身は濃い。大出遅れから前半に無理して好位キープでリズムが狂いかけたが、4角では持ったままの手ごたえ。直線も遜色ない追い比べを披露すれば、自分の流れでスムーズに立ち回った勝ち馬より価値あるレースだろう。JRA時代は中山3勝も東京、中京でふた桁着順。右回りベターは間違いない。

見た目どおりに非力なケイアイジンデンは逃げるか、追い込むかに限られた。前3走の内容が平凡で霞む4走前のスーパーヴィグラス完封劇。絶好枠で強力な逃げ馬不在なら、玉砕覚悟の逃げにこだわるしかない。