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前か、後ろか。これだけはっきりした脚質に分かれれば、今開催の馬場状態からも逃げ先行馬は軽視できない。中途半端に控えて瞬発力勝負に持ち込むより、思い切ってハナを立てば修正可能なタテヤマキセキ、テンシノネオは、大井に慣れない鞍上配置で微妙な扱い。ミライキングはもとより千八に限界を示しているマイラー。この程度が同型ならば、ワールドベアハートの残り目があっていい。前走は千四並みのラップを刻んだ超ハイペース。1秒7差に踏ん張れたことが驚きで刺激待ちの乗り替わりも悪くない。ほぼ再戦メンバーでもアクロスジャパンにとって組みにくい相手になった。前走は5ハロン通過が61秒1という追い込み競馬。マクりができないようなスローでは策がなく、ダイワオーダー、シルクコンダクターとともに仕掛けのタイミングに悩まされる。叩き3戦目で走りごろのガッツボーイは、鞍上が積極的に乗るかどうか。脚をためる乗り方はご法度のクールバニヤンは理想的な大外枠で主戦に乗り替わり。時計が出やすい馬場も大歓迎で走る条件は揃っている。
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