HOME最新開催当日予想過去開催予想収支インフォメーション概要以前のくじら矢独りごと(休止)

 

 


3R4R
5R6R
7R8R
9R10R
11R12R

 

11R馬複8−2、5、9

フォーメーション3連単8、2→8、2、5、9→

8、2、5、9 (12点)

フォーメーション3連複8−2、5−

2、5、9、3、4、11、12 (11点)

羽田盃は常識外れの超ハイペースでケタ違いの時計決着となった。同日B2交流千二よりわずか0秒3だけ下回った前半61秒2。典型的な追い込み競馬で結果的にマカニは早仕掛けの差が出てしまった。人気馬の宿命で仕方のない仕掛けのタイミングと割り切るべきだろう。並ばれて差し返す直線の追い比べはまさに互角の能力。勝負どころの行きっぷりの差はシーズと比較で断然の違いなら、距離だけに焦点は絞られた。いずれしてにも再び一騎打ち。

早々に芝に見切りをつけて南関東のクラシック制覇を目的にトレードされたマカニビスティーは未知なる距離で真価が問われる。馬体的に二千がいいとは言い切れないが、前々走と前走は想像以上の強さで能力の違いをみせつけている。前々走は馬場差比較でいくらか時計が出やすい馬場だったとしても、2日後のB2より0秒7も上回ったことは衝撃的だった。ムチは使わず、軽くしごいただけで独走。クラシック前にB1並みの時計を出せば、ごく普通にクラシックは当確レベル。案の定、前走も例年ならば圧勝可能な時計で駆けている。人気馬の宿命でどうしても早仕掛けになるが、それでも並ばれて差し返す勝負根性にまだまだ秘めた能力を感じさせる。今度はシーズを意識しながら進出。前走のようなミスは犯さない。

シーズゴールドの前走は鞍上の力業も後押しした。勝負どころでは終始手ごたえの悪さを露呈。それでもエンジンがかかると破格の38秒4の最速上がりで差し切っている。まともに乗った際の強さがこの馬本来の姿ということか。改めて前々走を見返すと仕方のない乗り方だったことがうかがえる。前半は12秒台を刻む平均ペースに近いハイペース。ズブさが残る差し馬にとって早めのマクりから1分47秒台で届かなければ勝ち馬を褒めるしかなかった。相変わらず馬体の良さが際立って、転入後5戦すべてが最速上がり。母も兄弟馬も短距離に良績集中だけが気がかり。

ブンブイチドウの鞍上配置にはどうにも不可解だった。前々走はまさに大井に慣れない鞍上の甘さがモロに出た仕掛けの遅さ。前残りの流れをじっくり折り合い重視で挑めば入着ラインが限界は当然のこと。まったくペースを読めないまま終わって参考外のレースだろう。回ってきただけという内容で脚も測れない最悪な試走から、前走は上位2頭と同じような同じような位置取りから3着争いを制する内容。これでようやく北海道2歳優駿の結果が見直せる。乗り替わりで色気十分。

ドラゴンキラリは通算(1602)の勝ち味の遅さがいよいよ深刻になってきた。マクりの自在性を備えても時計勝負にモロく、追い比べにまったく太刀打ちできないほど鋭さの差があれば手も足も出ない。相手なりに走ってもそれ以上を目指すためには数々の課題を乗り越えなければならなくなった。前走まで2戦連続の最速上がりがせめてもの救い。距離延長で活路を見出したい。

羽田盃組の中から2頭の相手探しでいい。上位の中ではいくらか前々の勝負で4着に踏ん張ったウインクゴールドが面白い。典型的な追い込み競馬なら中身は濃い。前走の快勝でイメージ一新となったマグニフィカでも、再びスプリンターが揃った相手で前走の再現が難しくなる。行くしかないショウリュウライトランなど羽田盃より落ち着く流れでもいぜん逃げ先行馬は強力。