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中山裏読み

関東
9R10R
11R

関西
1R9R10R11R

 

中山11R馬複BOX8、5、4、13、6

3連単2軸マルチ8、5→4、13、6、15 (24点)

8、4→13、6、15(18点) 5、4→13(6点)

3連複フォーメーション5−8、4、13、6−

8、4、13、6、15、9、7 (18点)

ピュアブリーゼにオークス2着という威厳は感じられない。追わせる鞍上でも500万で四苦八苦してきたジリ脚。オークスは各馬が雨を意識しすぎて、平均ペースにもかかわらずバラける展開は鞍上の好騎乗がすべてと言っていい。上がりレースラップに11秒台が2つからもうかがえる前々有利な流れ。いくらかの成長を感じさせる追い切りでも、人気になって妙味のないイメージは拭いきれない。乗り替わりでさらなる試練が待っている。

スピードリッパーは結局いい感じで立ち回れても、一瞬だけの末脚で終わった春当時よりどこまで成長したかがカギとなる。絶好の位置取りから追い比べとなって残り1ハロンで力尽きたオークスから、二千ならギリギリ我慢できる守備範囲か。いずれにしてもマイラー色の強いスピード型の変身は、まず気性面の落ち着きから。

アカンサスは開幕週の馬場に合わない。デビューから前々走まで連続最速上がりの爆発力。前走は必要以上な消極策でペースが読めなかった鞍上との相性の悪さを露呈したが、それでも慢性的なスタート下手とズブさは、前々決着が連発する開幕馬場で致命的。直一気の大業は3歳牝馬にとって相当な力差がないと厳しい。馬体の成長とスタート良化の条件付き。

GT出走組がどこか頼りないメンバー構成。上がり馬でも十分に太刀打ちできる実績を積んできた。筆頭はダイヤモンドアスク。見た目の悪さとは裏腹に自在型のレース巧者が骨っぽい古馬相手に結果を残した。前走はレコード決着。勝ち馬より上回る上がり時計で0秒2差は重賞馬の仔が覚醒間近の証か。10キロ減で激走の反動だけが不安材料。

マヒナは振り返れば降着が転落の始まりでクラシックシーズンを棒に振った。千六ベストのマイラーを千八で終始外々を回って4角大外ブン回す荒っぽさでは、いい脚が長続きしないのも当然だった。悪夢がよみがえるか、馬群を常に避けてきた乗り方が鞍上とのコンビの限界そのもの。叩き2戦目の乗り替わりで一気に色気が出てくる。内々で脚をためたい。

道中は少しノメり気味で直一気の大業となったメーヴェは魅力の将来性。レベルの高い重賞で着順が悪いだけのデルマドゥルガーは人気の盲点になりやすい。前走がギリギリの折り合いだったカルマートは、再び掛かって鞍上の腕力が求められると頼りないコンビとなったことが否めない。