3、1、13→3、1、13、10→ 3、1、13、10、2、4 (36点) 外枠を引けばジョーカプチーノ中心だったが、最内枠を引いて正念場が続く。1回だけはまった好位差しの幻影を追いかけて一時、控える競馬にこだわりすぎてリズムを崩していたが、強気にハナを切った前走でようやくスランプから抜け出している。前が止まらない馬場としても10秒台が含まれるラップを刻んで好時計2着はさすがGT級の底力。二の足の速さに特徴でこれだけ行きたい馬が揃った最内枠の不運では、極端な結果を覚悟しなければならないだろう。いずれにしても無理やりでもハナを切ることが絶対条件。内々でモマれると掲示板も怪しくなる。 カレンチャンは世界レベルを実証した前走で短距離女王として今年も君臨できる手ごたえをつかんだ。馬場に慣れた外国人騎手配置ならもっと際どかったという内容。十分な手ごたえで直線まで仕掛けを我慢したことが致命傷。一気にマクられて行き場を失くして位置取り悪化は、スプリント戦としては取り返しの利かないロスとなった。前がクリアになると再び加速し始めて0秒4差でさらなる悔やしさ。未知なる道悪、56キロ、海外帰りの一戦だが、国内5連勝中の意地とプライドで前走の鬱憤を晴らす。 ダッシャーゴーゴーは最悪なコンビだった主戦からようやく乗り替わり。GTで同じ馬に乗って2度も降着になるような鞍上をなぜこだわり続けてきたのかが不可解。前々走も直線、前が壁になってまったく追えず回ってきただけで0秒7差ではGT3戦連続のへぐりだろう。呪縛から逃れられれば前走ぐらい走れるということ。圧倒的な強さだった勝ち馬は別格としても、自身の大井千二1分10秒3は従来のレコードに0秒1差まで迫る快時計。慣れないダートで歴史的な数字を残せば、GT勝ちも時間の問題か。いずれにしても目標は先とはいえ、無様な競馬だけは避けたい。乗り替わりで新たなる化学反応を期待。 ツルマルレオンは前走で改めてスプリント適性の高さを示した。後方から直だけの競馬で0秒4差。かなりロスのある外出しからだけに中身が濃い。最後流した勝ち馬より上回るのは当然とはいえ、太め残りの休み明けで最速上がりは十分すぎる収穫。上々の試運転から理想的なステップで馬体を絞るのに効果ある長距離輸送など走る条件は揃った。状態のいい重馬場で0秒1差の3着実績。 必要以上に控える競馬が裏目に出たエーシンヴァーゴウの前走はあくまで試走と納得。5走前にようやく重賞初挑戦だった上がり馬は、得意の道悪、ひと叩きで一変の可能性はますます高まる。過去にも二けた着順から2、1着の変わり身。 ワンカラットの不振は精神的なものか。数字増を感じさせない充実した馬体で不発の連続。良績のない関東出張ではますます強気になれない。行くしかないエーシンダックマンが大外枠を引いてギブアップ状態。前走は完璧な位置取りで追い負けたグランプリエンゼル。年齢的にも上積み微妙。同じ古豪でも時計がかかる馬場歓迎のシャウトラインに色気。
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