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阪神裏読み

関東
1R
2R
3R5R
9R10R
11R

関西
2R5R9R10R
11R

 

阪神11R3連単フォーメーション5→12、1、7、10、14→

12、1、7、10、14、3、9 (30点)

ジョワドヴィーヴルは完璧騎乗で2連勝を決めた。2歳暮れの時点で桜花賞に直結させることができるほど強烈な強さだった。改めて数字を照らし合わせても十分すぎる内容だろう。それでも逆を言えば完璧すぎる騎乗に本番への不安は否めなくなったのは事実。前2走は外から被されぬ位置取りで決してモマれたわけではない。キャリア1戦だけのGT制覇が歴史に残るほどの強さとわかっていても、やはりごちゃつく厳しい位置取りから耐えてうまく捌けるかが未知数であることは間違いない。トライアルのここでも鞍上が安全策で前2走のような乗り方に徹するか、本番を意識して馬群の中の折り合いで経験を積ませるか。どちらの乗り方もできる枠順を引いて悩ませる。安全策の外々の位置取りならここ快勝でも次は評価を下げる。

ハナズゴールは牝馬らしい強さとモロさ同居か。中団待機から抜け出すまで超速かったデビュー戦や前走の強さと、残り50でピタッ止まった3走前や不発に終わった前々走が別馬のような内容。勝った2戦はいずれも瞬発力勝負で最速上がりの爆発力を示せば、スローになりやすいトライアルはベストに近い条件だろう。デビュー時より12キロ増の馬体成長がそのままスピード、パワーアップにつながっている成長株。気性成長でさらなるパフォーマンスが可能な感触がある。ジョワドを外からフタをして直線追い比べに持ち込みたい。

ジェンティルドンナは取捨に迷う。確かに見た目は文句なしの前走完勝だが、メンバー的には強調点が浮かばない。2着マイネルアクラクト、3着プレミアムブルー、5着シゲルアセロラが次走の重賞やオープン特別で入着もできず、0秒7差の6着だったタイセイシュヴァリエは自己条件で馬券にも絡めないのが現実だ。昨年のオルフェーヴルマルセリーナ級の勝ち時計は高速馬場だったと割り切るべき。

距離にメドを立ててない低調メンバーの中でエピセアロームの実績はズバ抜けている。デビュー2戦連続の最速上がり、前々走がひとマクりの横綱相撲で重賞制覇に対して、ムチ連発でまったく反応がなかった前走は仕上げの失敗として度外視すべきなのか。この程度の相手に馬券に絡めなければ、極度のスランプでクラシック好走は絶望的。気配優先。