15→11、5、13、14、6、10、3 11、5、13、14、6、10、3→15 15、11→5、13、14、6、10、3、4、12(48点) 15、11−5、13、14、6、10、3、4、12、16、2 前走のエリ女は千六並みの超ハイペース。そのラップで早仕掛けで逃げ馬を追いかけたホエールキャプチャは0秒4差に踏ん張ったことが驚き。鞍上のペース音痴で惜敗したが、能力的に古馬でも十分に太刀打ちできることが証明されたレースでもある。時計勝負でも渋ったパワー馬場でも対応可能なオールラウンダーは、なにより距離短縮で色気が出てくる。外差しが利く土曜日の状態のままなら、さらなる自信。 アニメイトバイオも不可解な乗り方でGTを棒に振った。超ハイペースにもかかわらず、なぜ今までにない積極策で挑んだのか。速すぎた流れに戸惑って直線入口でギブアップも仕方のない乗り方だったことは言うまでもない。極限の時計勝負では分が悪いものの、パワーが要求される馬場状態は願ってもない好条件。イタリアンレッド、アヴェンチュラを物差しにすれば展開ひとつ。 イタリアンレッドはあれだけ速いラップでも引っ掛かる最悪騎乗。折り合い上手な馬が考えられないテンションの上がり方で、乗り替わりが裏目に出たとして割り切りたい。56キロはいくらか背負わされたが、同斤量だった前走は3着アパパネに0秒9差。直線坂のある東京、中山、阪神で通算3勝なら単調なローカル巧者でもなく、しっかりとした走る下地もある。冬場に良績がないことよりも、千八(3023)を重視したい。仕上がりに注目。 基本的にエリ女出走馬が抜けているが、軽量の中山巧者アカンサスが好枠を引いて不気味な存在になった。オークス、秋華賞でいずれも0秒5差なら、斤量差でホエールとほぼ互角の評価。見た目から非力さを感じて良馬場に回復が前提の差し馬。 常に相手なりまで走るが、それ以上が望めないレディアルバローザ。前走のように前々で攻めるといつもの爆発力に陰りが見えるコスモネモシンはますます乗り方が難しくなって取捨に迷う。スローを早めに動いて前走で重賞初制覇となったドナウブルーは、脚をためることのできない外枠を引いて正念場。良馬場まで回復した際に直線ラチ沿い有利に戻る可能性で好枠のマイネイサベル、エオリアンハープ、カルマートを穴に一考。 前走で絶対的に前々、ラチ沿い有利の馬場状態を活かし切ったアプリコットフィズは、くしゃくしゃにモマれた際にいぜん不安が残る。マイラーのスピードリッパーはあくまで次につなげるきっかけ作り。モマれ弱さを露呈し続けているダンスファンタジアは、極度のスランプで見せ場あってからの狙いが正解。ブロードストリートは流れ無視の徹底待機に固めて刺激がまったくなくなったのが現状。前走は直線前が壁になる不利はあったが、追い込み競馬でこの馬向きの流れで見せ場があるのは当然だったことは間違いない。
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