4、3→4、3→
7、6、1、5 (8点)
初ものに弱さを露呈し続けてきたグランドシチーがいよいよ本格化ムード。これまで掲示板を外したのは競走中止を含めた4度。デビュー戦が唯一となる芝挑戦で11着、初の1000万挑戦となった6着(0秒6差)、初の重賞挑戦となった平安S11着。その他のレースではとにかく安定感十分の内容で崩れてない。オープン入り後5、2、2、2、3着が成長の証。3走前の勝ち馬ソリタリーキングはその後重賞勝ち、前々走の勝ち馬はレコード勝ちしたシビルウォーで現在、重賞連勝中の次世代エース。さらに前走の1、2着馬はダート界のトップを争うことになるローマンレジェンドとエスポワールシチーならば文句なしのレースレベルということ。スマートより1キロ減の斤量でローテーション的に条件有利。
そのスマートタイタンは2年近くのブランクを感じさせない。むしろ以前よりパワー、スピードともにレベルアップして重賞勝ちも時間の問題までに完成されている。まだまだ控える競馬に未知数だけに、前々走のようなポカもあるが、それでも勝った時のインパクトは強烈なものがある。馬場に左右されないで好時計を連発。復帰後、5戦中4度の最速上がりで切れ味はますます磨きがかかってきた。前走の3角過ぎからの一気マクりは大きな前進で、脚質に幅を広げて4歳馬並みの成長力がうかがえれぱ、ごく普通にオープン特別では負けられないだろう。慎重に乗って自滅した前々走がいい教訓。徹底先行で確実に賞金加算して重賞ロードへ。
直線半ばで先頭に立つ積極策が奏功したプリンセスペスカは前走が限界。一気に4キロ増で慣れない中山では強気になれない。トーセンアドミラルは真逆の立場。良績集中のコース替わりで理想的な叩き3戦目のダメージの少なさ。人気2頭は相当強いが、重賞で0秒2差4着馬の意地はみせられる。
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