７－５、10、４

成長期間の短いディープ産駒だからこそ、２連勝中のヴィクトリースターの勢いは脅威。昨年の不振は単なるスランプだった可能性が高い。もとよりトーセンラー、サンビームに先着実績。二千四百で上がり33秒８の末脚を使った切れ味がリフレッシュ奏功で完全に戻ってきたという前２走だ。マクり合いの中を直線まで我慢した絶妙な仕掛けのタイミングとはいえ、大幅に時計短縮の前走は抜群の速さで馬群から突き抜けている。少頭数の瞬発力勝負は望み通り。アドマイヤラクティは仕上がり早を示すテッポー実績や良績集中の京都。さらに魅力の鞍上が加わって実力以上の人気か。明確な適性のない未知なる距離や58キロの斤量を考慮すれば危うい人気馬。