５、６→14、15、２、12　(24点)

５、14→15、２　(12点)

５－６、14－

６、14、15、２、12、10、７　(11点)

マルカベンチャーは本当にあれだけ行きっぷりの悪い馬なのか。名手に乗り替わりで真価を問える。４戦連続の最速上がりでも、前半のロスが大きすぎて脚を余す５、３、２、４着。昨年から２着時の勝ち馬はダイショウジェット、ランフォルセ、ファリダットなど、本来この馬でも重賞に届く実績を残しているが、なぜかオープン特別で勝てないレースが続いている。主戦から乗り替わるとほぼ人気以上の着順が続いているだけに、これだけ取りこぼしのレースが多ければ鞍上との呼吸の悪さが否めなくなる。いずれにしても千二に絶対的な自信。

ファリダットは前走の不可解な負け方を乗り替わりが裏目に出たと割り切るべき。それまで不発のない完全燃焼型がまさかの大惨敗。スローを読めず、位置取りだけで判断した結果が上がりレースラップに11秒台が２つもある芝並みラップで手も足も出なかったということ。最後流して圧勝した３走前の再現。

ワールドワイドの前走は収穫ある内容だった。直線半ばから二段加速の末脚で０秒３差。理想的な馬体に戻して完全にレース勘が戻っていることを確認できれば実績重視。相手に応じて緩急自在に捌けるレースセンスで、距離短縮はむしろ前走より条件好転する。

得意の距離で惨敗は明らかに地方馬場の壁。ティアップワイルドはＪＲＡ馬場でリズムを取り戻す。休み明け、ナイターなど数々の試練にぶつかってスタート直後から最悪な行きっぷりなら一過性のポカ。完璧に近い千二(３３０１)と叩き良化型を示す実績を信頼する。

マルカバッケンは久しぶりの良馬場で変わる余地。極限の時計勝負では限界を示しても、パワーが求められる馬場なら話は別。テッポーＯＫ、コースと距離はベストなら展開ひとつ。