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東京裏読み
関東
9R10R
11R12R
関西
9R10R
11R12R

東京11R3連単フォーメーション5、1→5、1、9、7、15→

5、1、9、7、15、10、2 (40点)

3連複5、1-9、7、15、10、2、12

デビュー戦でクラシックを意識させたコディーノがいよいよ関東に登場する。直線坂のコースでどのようなレースになるか注目だろう。圧倒される瞬発力は超一流。全体の時計がかかり、例年より時計の出やすい今年の札幌だったとしても、デビュー戦の上がりレースラップ11秒9-11秒3-11秒1という加速ラップを直一気の離れ業は見事。4角前に一気の仕掛けから、並ばれることなく振り切って最後流した前走も貫禄の勝ちっぷりだった。
銀河系軍団が揃う厩舎にとって久しぶりの大物。初戦の圧勝から尻すぼみになる例年の馬の傾向とは明らかに別格の雰囲気がある。それでも厩舎特有の調教方法から走るたびに格段な成長が見込めないのも事実。サンデーサイレンス直仔のみ通用した徹底した馬なり調教。質より量を重視するスタイルがキンカメ産駒にマッチするかはクラシックまでの成長力を計る必要があるだろう。
雨が降り続ければ当然のようにスローペース依存症が如実に出ることは避けられない。道悪で最内枠なら前走のように逃げ馬の直後の位置取りが絶対条件か。いずれにしても稍重までが絶対的な主役としてのリミット馬場。

サトノノブレスの前走は出負けが致命傷になった。本来勝ち馬の位置取りがこの馬の位置取り。勝ち馬よりさらに1馬身後方馬群では、キャリア2戦目の若駒にとって厳しいレースになったことは言うまでもない。直線半ばまで閉じ込められてなかなか抜け出せず、脚を余した同タイム2着。それでもコディーノ同様にクラシック級なら残り100だけ追えれば、差し切っていただろう。いずれにしてもスパッと切れるタイムではなく、長くいい脚を使うタイプ。前走とは違って明確に行く馬、行きたい馬がはっきりすればレースはしやすくなる。

ケンブリッジサンは相当な能力を秘めている。引っ掛かりながら能力だけで粘ったデビュー戦と一変。前走はジワリとハナに立って直線、真一文字の伸びで後続を完封した。上がりレースラップに10秒台が含まれる数字にも示されるレベルの高さ。すでに逃げ馬として完成されたレースぶりで、位置取りに迷いがなければ自らのスタイルを貫いて力試し。

インプロヴァイズは芝向きに出ると脅威的な強さを発揮するウォーエンブレム産駒の怖さ。負けたデビュー戦でも直線入口では馬なりで先頭に立つほど手ごたえの良さ。追って案外だったが、勝ち馬は次走オープン特別2着サトノノブレスなら、納得の0秒4差ということ。前走は追い出しを我慢しながら残り1ハロンで先頭。追い出してからの一気差しには、まだまだ昇り詰めるイメージができる。魅力の乗り替わり。

前走重賞でレコード勝ちしたがザラストロに怖さがない。2、5着が次走低調な内容で微妙になってきたレースレベル。同じレコード勝ちのミヤジタイガも自己条件勝ちに苦しんでいるのが2着ロードシュプリーム、3着セキショウなら時計が出やすい馬場だったと割り切るのがごく普通の見解か。中1週で挑むレッドレイヴンの前走は5ハロン通過で前日未勝利より1秒1も遅いラップ。減速なしの数字で差し切った見た目の凄さより、低調なメンバーだったことを重要視して評価を下げた。