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東京裏読み
関東
1R2R
9R10R
11R12R
関西
8R9R10R11R12R
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東京11R

3連単フォーメーション16、6、2⇒16、6、2、1、15⇒

16、6、2、1、15 (36点)

3連複フォーメーション16-6、2、1-6、2、1、15、4、9、12、14(18点)

馬単16⇒6、2、1、15、4、9、12、14  6、2⇒16

格上げされる重賞がまたも多数発表されたが、本来ならば格下げされる重賞も同数存在しなければならない。ただただ"売れるから"という理由で飽和状態の重賞をまたも増やすだけでは、重賞レベルが下がるのも当然の結果ということ。
毎日王冠といえばGⅠに直結したGⅡの中でもトップレベルのレースだったが、今や昔話と断言できるほど過去の遺物となった。最近の勝ち馬のその後の実績を示せば明らかなレベル低下。過去10年の勝ち馬で毎日王冠勝ち後にGⅠを勝った馬がわずか1頭だけ(ダノンキングリーの安田記念)。ほとんどの馬がGⅠでまったく通用しないで終わっているのが現実だ。
昨年同様に今年も前走で重賞勝ちは0頭。今年も距離適性の高い3歳馬か、先行力と持ち時計がリンクした古馬中心に組み立てを絞っていいだろう。

主役はアドマイヤクワッズ。少なくてもまともに立ち回れば時計も瞬発力も確約できる3歳馬に死角らしい死角はない。3、4走前の対比から明らかに距離の壁があったにもかかわらず、二千の皐月賞に挑戦させたのはクラシックゆえの決断だったことは誰が見ても明らか。スローの前残りだった流れで完全なる鋭さ負けの3走前が着差以上の完敗。5ハロン59秒3を前々で捌けば、無抵抗の失速の前々走は納得の結果ということ。前走はそもそも年明け3戦連続の関東への長距離輸送で厚みのなくなった馬体に微妙な体調をにおわせていたが、それでも好時計の3着で世代トップレベルのスピード能力を証明。"偽りのGⅡ"程度なら圧勝があっても驚かない。

同じ3歳馬でもリアライズシリウスはいつ仮面がはがれるかを焦点にしている。本来ならば逃げ切り濃厚という絶対的に前々有利の流れを位置取りの良さだけで良績を積み重ねてきた。皐月賞2着も含めて恵まれた重賞2勝。時計的にはごく標準的で強さよりもセンスの良さ先行のイメージが強い。22年でダービーレコードだった馬場より今年のダービーは馬場が速かったにもかかわらず、5ハロン通過が22年58秒9に対して今年は60秒7。いかにも前々有利だったことが示させているにもかかわらず、絶好位のダービーで上がりNo15という屈辱的、なおかつ着差以上の完敗は距離の壁があったことを割り引いてもだらしない内容だった。重賞2勝の内容を紐解いていくと5走前は最速上がりより0秒9遅く、3走前は1秒1も遅い。前2走の上がり時計ランキングはそれぞれNo12、15。最速上がりとの差はそれぞれ1秒、1秒8で折り合い云々やロスのない立ち回りではどうにもならない瞬発力不足を露呈し続けている。だからこそこの人気に違和感が出るのも納得できるはず。狙うにしてもワイドライン。残り3ハロンの時点でこの馬より5馬身差以内をキープすれば、瞬発力型は交わせる計算が成り立ってしまう。

セイウンハーデスの3走前は直線を待たずしてギブアップ確定の折り合い難。前々走はハイペースに巻き込まれて、前走はハナさえ切れば何とかなる展開と相手関係でも結局、同じような位置取りに固執する未熟ぶり。これだけ勝負勘が落ちぶれてもなぜか同じ騎手にこだわることが不可解そのもの。年齢的に一戦も無駄にできない高齢を考慮すれば、陣営はあきらめ半分の騎乗依頼だと割り切るしかない。各馬が前かがりとなって平凡な上がり時計でも差し切れたエプソムCはあくまで異質のレースだったことを理解せず、ひたすら再現を期待して同じような立ち回りを追い続けていることがそもそも間違い。今年の安田記念は同日の古馬1勝より5ハロン通過で0秒1遅く、勝ち時計は0秒7上回っただけ。本来ならば1分31秒前後より速い決着が標準だけに、前走の同タイム4着にまったく価値を見出せない。最速上がり33秒0で0秒4差以内の上がり時計だった馬が7頭もいるにもかかわらず、この馬は蚊帳の外だったことが決定的な追い打ち。時計勝負にも瞬発力勝負にも限界を示し続けている7歳馬は玉砕覚悟の逃げだけが生き残れる道。

レイニングは主戦からの乗り替わり後の折り合い難は深刻レベルになっている。3走前の乗り替わりですべての歯車が狂いだしたことは間違いない。とりわけ前走は今後の走りに支障が出ることをにおわせるほど醜い立ち回り。古馬3勝クラスですでに瞬発力の壁に当たっていた元上がり馬の復権はますます計算しづらくなった。元サヤに戻しても千八、二千の持ち時計はそれぞれNo6、8でそもそも自ら負の流れを断ち切るような凄みある数字を兼ね備えてなく、すべては鞍上頼り。実績と人気に若干の温度差が否めない。

前々走の重賞勝ちは同日の3歳未勝利より0秒9だけ上回っただけというオープン特別よりレベルの低い重賞勝ち。前走の惨敗も納得のエルトンバローズはひたすらレベルの低い重賞にぶつけて波乱を待つという存在。長期休養明けだったとはいえ、GⅠでまったく通用しなかった牝馬に直線一気を決められたサトノシャイニングはそもそもマイルに新境地を切り開いた5歳馬。前々走は引っ掛かって前走がスムーズの折り合いがすべてを物語る。致命的な瞬発力不足を抱えてリアライズと似たタイプ。同じような位置取りから同じようなジリ争いか。平坦で1分44秒台を叩き出したからといってライヒスアドラーの評価が急上昇するわけでもない。ラチ沿いの立ち回りだからごまかせたものの、前々走から距離短縮でも解消されなかった折り合い難は今後の"アキレス腱"という弱点だろう。鞍上の折り合い下手も加われば、好枠を引いても狙いを下げる。