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阪神裏読み
関東

4R5R
6R7R
9R10R
11R12R
関西
2R3R
6R9R10R11R12R
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阪神11R

3連単フォーメーション15、7、2、9、4、5⇔15、7、2⇔

15、7、2、9、4、5、13、3、8 (220点)

桜花賞2着はすでに過去の話で年を重ねるごとに距離の限界を示しているのがレッドオーヴァルだが、千二~千四ベストのスプリンターとして完成されている。千六のキャリアは少なくても、レースぶりからはっきり伝わる限定スタミナで千四以下(332102)が最高のパフォーマンス可能な舞台となっている。掲示板を外したのが不良馬場で、よりパワーを求められた高松宮記念。前残りの流れでスタートを決められない鞍上とのコンビとなった前走だけ。京都内コースの千二より確実にレースがしやすくなる阪神外コースでは、素直に実績を信頼すべき。デビュー3戦目の千四でメイショウマンボを完封、スワンSは0秒4差、昨年の阪急杯は2着に0秒1差。

自分の形にこだわりを捨てるならば、ミッキーアイルに怖さはない。結局ディープ産駒特有の瞬発力勝負に絶対的な強さは、スローの流れで強い逃げ馬ということ。自分の形を崩さなければならない展開になると案外モロい。前走から斤量2キロ増とニホンピロコパノのハナにこだわる逃げ馬揃いでは妙味なし。

コパノリチャードはまだ見限れない。以前より折り合い面で進境が出て昔ほどハナにこだわりはなくなっているが、本質が単あって連なしタイプの先行馬。大出遅れのスプリンターズS、目先の賞金に目がくらんだダートの前々走など、納得の惨敗だった。暴走した4走前、スタートで終わった3走前のコンビ解消が何よりの好材料。ごく普通に自分の形にこだわれば、58キロでも何ら問題ない。とにかく自分の形で走れるかどうか。スタートに集中。

同じ58キロでもダノンシャークにとって厳しい条件になる。千六~千八ベストのマイラーで、キャリアの少ない千四(000101)は2年前のスワンS2番人気で4着、昨年の阪急杯1番人気9着など黒歴史だけ。千六ほどの凄みはまったくない。鞍上の勝負強さが際だった前走で初GⅠ勝ちの7歳馬は、ひと叩きが青写真。

阪神のスペシャリスト、オリービンはコース替わりで侮れなくなる。阪神通算(551113)で掲示板を外した3戦でも、2年前の阪神C15着は0秒8差、千六のジョッキーシリーズ6着は0秒4差、前走の阪神C6着も0秒3差。加えて5着、4着時が0秒6、0秒1差ならば、ほぼ完璧に近い実績を残している。前走は阪神千四の自己ベスト、さらに休み明け(111001)の仕上がり早で怖さが出てくる。