13、7、4⇔13、7、4、9、8⇔
13、7、4、9、8、3、15 (126点)
1600万通用の数字があれば勝ち負け可能な牝馬重賞路線。GⅠの掲示板経験など特にこだわる必要はない。いずれにしても前走で逃げ切って初重賞勝ちとなったケイアイエレガントはまったく怖さがない。同日千八の未勝利とほぼ同ラップの超スローから逃げ切りは当然の結果。まったく仕掛けず、馬なりでハナへ立てた展開の利に何の強調点も浮かばない。千八(110013)で前走よりも同型多数。
中山は初コースだが、シャトーブランシュはメンバー最速の千八持ち時計で53キロのハンデなら恵まれた条件。休み明け(000104)から叩き2戦目(010001)へ。千六(001002)から千八(120102)は微妙ながらも確実に条件は好転している。本質は流れに左右されない自在型。ローズSはメイショウマンボに先着の2着。秋華賞は0秒3差、愛知杯0秒5差、マーメイドS0秒5差、掛かりながら0秒3差に迫った前々走から牝馬限定戦では常に展開ひとつのレベルで完全燃焼している。
パワースポットの前走は展開に恵まれた。4角で各馬外々を意識しすぎた中で、最内をついた鞍上の好プレーがすべて。決まって必要以上に置かれるズブさは典型的な他力本願型で、器用さが求められる中山コース替わりは大幅な減点になる。アイスフォーリスはつかみどころがなく、忘れた頃に走る一発タイプだが、休み明け(010033)、中山(030137)、千八(020121)の悪条件が揃って勝つイメージは浮かばない。
世代レベルを疑いたくなる4歳牝馬。ハープスターでさえ、札幌記念を勝った後は掲示板確保が精一杯の現状。三冠3、1、2着のヌーヴォレコルトも中山記念勝ちで結果を残したが、それでもどこかワンパンチ足りなく感じる。ブランネージユは典型的な相手なりまでというタイプの可能性が高い。オークス、秋華賞5、4着の凄みはなく、いずれも位置取りの良さで接戦できた展開の利が否めない。とにかくスローの強さだけが生命線。千八以下(223200)。理想的な馬場状態はパワーが求められる道悪で雨予報から一変して良馬場の瞬発力勝負になるのは痛恨だろう。小回りコース替わりと距離短縮だけでは刺激が足りない。
大穴候補にウイングドウィールをもう1度狙いたい。ここ4戦でも負けて0秒7差。5走前は二千1分58秒1の破格時計で快勝している。ここぞという時の大駆けタイプで、千六~二千。パンパンの瞬発力勝負の良馬場から不良馬場までこなすオールラウンダーだが、千六(2020116)から千八(222026)の距離延長は明らかにレースがしやすくなる。中山千八の持ち時計ベスト。中山(110012)で2度の馬券絡みは稍重、重の千八。良馬場でも時計がかかる状態が理想的。 |