13⇒16、7、11、15、12、10 (90点)
16⇒7、11、15、12、10 (60点)
近年の競馬で芝、ダート兼用馬は少なくなってきたが、メイケイペガスターはまだまだ芝馬としての評価が高い。前2走のダート挑戦はプチスランプ脱出のきっかけ作り。6走前は直後のGⅢ2着のフルーキー2着で千六1分33秒2。続く同じ舞台の京都千六で再び1分33秒台を連発している。連続の上がり33秒台で瞬発力に陰りはなく、ためれば常に33秒前半の末脚。直線平坦よりも坂コースで本領。
オツウの千八以上は無視していいが、千六になれば話は別。生粋のマイラーはモマれない大外枠を引けばますます条件が好転する。前走の3、4着馬が次走1600万を勝ち上がったレースレベルの高さ。単なる人気の盲点になった完勝はデビュー当初の高い評価を思い出させる好内容だったことは間違いない。前々走の持ち時計更新でもうひと花確定モード。ハンデ52キロも恵まれた。
エールブリーズの不振は必要以上に控える乗り方がすべてだ。4戦連続の上がり33秒台の末脚も、結局相手なりまで。徹底待機になると陰りのみえた瞬発力では太刀打ちできないことがうかがえる。元主戦とのコンビ復活は頼もしくもあり、いい刺激。
ゴールドベルの勝ちパターンの条件は最後の上がりレースラップがかかることが大きな要素になっている。前2走はいずれも12秒台。11秒台だった3走前が切れ負けならば、パワーを求められてきた今の中京コースは理想的か。中京(300101)と一番得意なコース。
レッドアリオンの前走は絶好の流れと位置取りだったが、初58キロの斤量泣きとしか思えない無抵抗の失速だった。なるほど3度の57キロ経験で1勝、2度の馬券外。経験不足を割り引いても、重い斤量は減点材料になる。直線平坦が理想で、パワーが求められるとどこかモロい。
カレンブラックヒルは千六で真価が問われる。まったく行く気、やる気のなかった前走は例外だが、それでもゆったり流れる中距離で大駆けを決めてきた逃げ先行馬はスタートから出していかなければならない距離になるとポカがあっても驚かない。納得のハンデと好枠と低調な相手で走らなければ、以前の輝きを取り戻すには時間がかかりそう。
2歳時から追い切りは動いていたカオスモスの本追い切りに驚きはない。開門直後で古馬オープンなら当然とも受け取れる49秒台。さらに終い12秒台の平凡な数字はごく標準並みのラップだろう。いずれにしても時計や瞬発力を求められると厳しくなるジリな先行馬。馬場回復やスロー確実なメンバー構成など条件はさらに厳しくなった。
ダローネガは以前のジリっぽいイメージに戻る可能性がある。千六以下に照準を絞って大きく崩れなくなっているが、それは準オープンだから通用していただけ。前6走の中で持ち時計更新はなく、5走前の上がり時計自己ベストも、単純比較ではここでNo14という低調な数字。まだまだオープンでは下っ端感が強い。 |