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中山裏読み
関東

9R10R
11R
関西
1R2R
9R10R
11R
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中山11R

3連単1着BOX1⇒14、11、6、10、8、9、3

3連複1軸BOX1-14、11、6、10、8、9、3

初勝利に5戦、2勝目に14戦目もかかったアルマディヴァンが驚く成長を遂げている。徹底した千四、千六狙いで千四(212201)、千六(342201)。掲示板外は4走前は初のGⅠ挑戦、3走前は負けても最速上がりで0秒6差ならば、ひとまずクラスの壁に当たったと割り切れる。前々走がターニングポイント。ハンデ差があったとはいえ、直線内目から馬群を縫ってメンバーNo3の上がり時計。走るたびに時計を短縮中の成長力は天井知らずとなっている。前走は直線だけの瞬発力勝負で残り100までまともに追えなかったロスがありながら、自身の上がり時計ベストを更新して0秒2差で本物と確信した。丸2年も重賞勝ちのない鞍上の勝負弱さだけが不安材料。土曜日に負傷して乗り替わりとなっても無理して乗るようならば見切りをつけるのが正解か。人気になると妙味はない。

コスモソーンパークは単なる道悪巧者ではない。前々走を除けばここ2年で負けても0秒7差。その前々走は直線で完全に前が壁になってまったく追えなかったという回ってきただけのレース。58キロを背負ってエイシンヒカリに0秒4差だった実績馬が2キロ減で挑めるハンデ戦でひとつ壁を打ち破る。

ダローネガはイメージが変わりつつある。どこか勝負弱く、時計勝負にも限界が近づいていたが、安定して連続の千六1分33秒台。休み明け(111114)の叩き良化型が、2年半ぶりの重賞挑戦だった前走でいきなり馬券圏内。それでもハンデ55キロの恵まれた条件では鞍上も力が入る。

グランシルクはいつもより積極的な位置取りだった前走が意外な鋭さ負け。スタートギブアップの位置取りから直線だけで盛り返した前々走のイメージが強すぎて、どうにも着差以上に物足りなさが残ったが、3歳馬らしい荒削りと割り切って単あって連なしタイプとして狙うべきか。いずれにしても血統、馬体からまだまだ大幅な上昇カーブを描くことができるムード。

接戦の連続でもエキストラエンドには瞬発力勝負の限界がはっきりみえた。成長期の短いディープ産駒がすでに6歳。2段階の成長が望めない血統ならば崩れないが勝ち切れないレース内容はこの先も変わりないだろう。千六の持ち時計ベストの勢いや3走前の上がり時計が千六限定でメンバーNo4だけを頼りにする。

レッドアリオンの前走は斤量デットラインが57キロとして見切ったが、前々走まで3戦1勝の斤量なら納得の大駆け。それでも内容的には重賞と言えないほどレベルが低かっただけのこと。同日500万牝馬の千八より5ハロン通過で0秒2も遅い超スローをハナを切ったことがすべての勝因になったことは言うまでもない。少なくても関屋記念を前々で残った馬の着順は大幅な割り引きが必要になる。