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阪神裏読み
関東

9R10R
11R
関西
1R2R
9R10R
11R
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阪神11R穴推奨レース

3連単フォーメーション16、12⇔16、12、13、7、11⇔

16、12、13、7、11、14、9、10 (108点)

ウリウリはスプリンターとして生まれ変わった。半信半疑だった前走は鞍上の勝負勘の強さにも脱帽だったが、抜け出すまでの速さは今までの切れ者のイメージをさらに上回る磨きのかかった瞬発力。捌きやすかったとはいえ、直線内に切れ込んでメンバーNo3の瞬発力を使った圧勝劇は強烈なインパクトだった。初距離を難なくクリアするレースセンス。前々走のレコード勝ちを含めても、活躍する舞台がスプリント界ということをはっきり示した。一瞬の切れに終わる千六より確実に内容向上で、GⅠも意識できるレベルまで大人びていた。この鞍上に枠順の不利などまったく関係ない。本来良馬場のスピード勝負で本領。

ストレイトガールは得意の千二で始動する。前走は平均ペースにもかかわらず、大逃げで超縦長になる特異な流れ。前残りで展開の利があったことが否めないならば、休み明けで千二は最良の選択だったということ。超高速馬場とはいえ、千六1分31秒台はケタ外れの絶対スピード。百戦錬磨の千二(832114)、仕上がり早の休み明け(221002)。海外遠征帰りだった前回の休み明けより自信度を増すのは当然。

ハナを切れば底力上位を示した前々走のハクサンムーンだが、明らかにピーク時よりゆっくりと下り坂を歩んでいる。2年前のスプリンターズSが自身のピーク。ロードカナロアに食い下がって1分7秒3は、完全なる差し競馬で唯一前々から粘り込んだ内容にも際立つ強さがうかがえた。あれから2年。GⅠ、GⅡ、GⅢでそれぞれ1度ずつ2着だが、自分の形に持ち込んでも勝ち鞍のない事実。時計は1分8秒半ばが壁になって、恵まれた斤量でも勝ち切れない。ホームコースの阪神(410001)だが、ポカもある休み明け(030003)。さらに韋駄天ルチャドルがこの馬より外目の枠順で強引にハナ切られた際にスムーズさを欠く恐れ。先を見据えるより目の前の一戦が大事となる正念場。

マヤノリュウジンは8歳馬という概念を捨てるべきだ。通算の最速上がり8度の切れ者だが、ここ5戦で最速上がり4度マークが体調ピークの証。休み明け(111104)で前走は単なる叩き台と割り切れば、叩き2戦目(211001)のステップで主役食いの計算が成り立つ。

休み明け(211203)に対して叩き2戦目(110005)のルチャドルアスールは理想的なステップとは言えない。直線平坦のスプリント戦で開花した元ダート馬は、時計が求められる初コースで試練を迎えた。前2走はいずれもスタート直後から同型に絡まれて終い淡泊になった前歴。

リトルゲルダは以前の面影がまったくなくなった。欲を出した海外遠征で今年前半を完全に棒に振ったという負のリズム。レースぶりはもちろん、馬体的にも覇気を感じなくれば年齢的に衰えとも捉えられるか。いずれにしても海外遠征で現役生活を短くする典型的な例になることは避けられない。