11、６⇔11、６、３⇔11、６、３、４、１、９　(24点)

バティスティーニ、スマートオーディンに次ぐ、厩舎期待のクラシック予備軍ロライマも同様に重賞勝ちがみえてきた。ダート馬だった全兄サトノバリアントとは見た目から明らかに異質な好馬体。レース内容からも素質の高さがうかがえた。２着馬を大名マークから残り100で先頭に立って同タイム勝ちだが、上がりレースラップの残り２ハロンが減速なしの連続11秒５に価値を見出せる。京都の２歳重賞でディープ産駒不在。自信を持って瞬発力勝負で挑める。

アドマイヤエイカンのレベルは疑いたくなる。デビュー戦ではこの馬以外で勝ち上がった馬はわずか１頭だけ。重賞の前走でもレースレベルを問いたくなる。２着馬は次走しんがり負け。３着馬クロコスミアは牝馬限定500万で勝ち上がったが、それでも数字的には何ら強調点のないレベルの低さだった。あくまでも２歳夏の時点で高い完成度から拾った２連勝というイメージがますます強まっている。超スローの上がり勝負だけの経験もどこか頼りない。