10、11、13⇒10、11、13、9⇒
10、11、13、9、3、5、1 (45点)
13-10、11、9-
10、11、9、3、5、1、17、6、7 (21点)
ミッキーアイルはNHKマイルCを勝った直後の安田記念を使って以来、連続で千六を使うことがなくなったローテーションの悪さがスランプを長くした要因でもあるだろう。それまでもスムーズに折り合うことのできない気性先行型が、年齢的なズブさも出ないで5歳になってますます気性難が強まっていることに表れている。中途半端にスプリントを経験させて再びマイル挑戦、マイルで結果が出なかったら5歳にしてスプリント路線。この英断の遅さが1年以上も勝ち鞍から遠ざかっているというもう1つ要因だ。高松宮記念でさえ、4角まで引っ掛かる折り合い難。前走は逃げる気満々でスタートから出しに行ったが、ハナを奪われて終始引っ掛かる悪循環。残り300でピタッと勢いの止まる惨敗は展開のアヤとはいえ、以前の輝きから遠く離れている。これまで同じ距離を3戦以上連続で使ったのは、5連勝でGⅠ制覇したデビュー当初以来が唯一の強調材料。スプリントのスペシャリスト相手でも一応の能力は示されるか。
今回で一番の懸念材料は鞍上だろう。さすがに大事な一戦でこの鞍上配置には首をかしげたくなる。平場でもプレッシャーからの"イップス負け"を連発している鞍上にGⅢ、しかも前日1番人気馬を依頼するのは懐の深さなのか、単なる意地なのか。どちらにしても誰がみても下手な乗り方となって鞍上のレベルの低さを露呈するような乗り方だけは避けてもらいたい。 |