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東京裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R12R
関西
1R2R
3R9R10R11R12R
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東京11R穴推奨レース

3連単フォーメーション7、5、2⇒7、5、2、10、12⇒

7、5、2、10、12、9、8、11 (72点)

リアルスティールの直前回避は残念だが、それでも天皇賞のステップレースとしては粒揃いのメンバー構成。中でもアンビシャスはこれからの飛躍が一番期待できる1頭だ。前走の敗因は懸念されていた斤量58キロ、道悪、距離。緩急自在の先行力もアダとなって、数々の最悪な条件が揃ったレース。いずれにしても一過性のポカとして割り切るべきのエリート馬だろう。走るたびに時計短縮と馬体増を繰り返して確かなレベルアップ。どこかひ弱さを感じさせたクラシック当時よりはるかに完成度が高くなっている。一貫大事に使われて4歳秋でキャリア11戦。本格化がはっきりみえた時点で休養入りの悪循環を除けば、とにかく充実一途を示している。ひとつのきっかけ、予兆で今後に大きな夢が広がる期待馬はまず前哨戦で足固め。

ステファノスは香港遠征のダメージが少なく、海外遠征後に特有のスランプ気味になる傾向はまったくみられない。切れそうで切れなかったとはいえ、前々走は持ち時計を軽々更新して遠征前と同様の高い評価に軌道修正がその証。前走は勝ち馬の直後の位置取りから勝ちを意識できた絶好の手応え。直線で内に切れ込むも残り150になって3着馬と同じような足色になったが、二千以上で勝ち鞍のない距離実績を考慮すれば、十分すぎる5着ということ。天皇賞秋2着を含んだ東京(110001)で千八(202001)の得意の距離。少差の持ち時計No4になるメンバーでは展開、乗り方ひとつ。

確かに前走で波に乗る可能性もあるが、ルージュバックは前走快勝でも評価を上げられない。3歳2月以来の勝ち星、メンバー唯一の上がり32秒台など完全復調、ひと皮むけた数字。それでも同日500万より0秒3だけ上回った勝ち時計では当然のことで落ち着く。500万比較で5ハロン通過は1秒1も遅い超スロー。むしろ32秒台1頭だけは他馬が走らなすぎた印象が強まる。大事に使われすぎてモロさも同居する牝馬。初めて骨っぽい牡馬相手で前走よりスピード、パワー、底力も求められて初めて真価が問える。今後の牡馬混合のためにいい物差しになるレース。

ロゴタイプの前走はまさかの逃げという奇襲策が見事にはまった。数字に関しては価値を見出すレベルにないことがはっきりしている。過去10年で良馬場限定となるとワースト2の勝ち時計。5ハロン通過は56秒3~57秒4だが、今年は59秒1の超スローで驚くことに単騎逃げとなったこと。最速上がりより0秒4遅い末脚を逃げ馬が使えば、後続の馬は届かなくて当然の流れだった。先行馬から逃げ馬へ変身中で意外性はあっても年齢的に手詰まり感は否めない。自分のスタイルにこだわって力試し。