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京都11R

3連単フォーメーション4、1⇔4、1、10⇔

4、1、10、5、14、2、9 (46点)

3連複1軸BOX4-1、10、5、14、2、9

馬単4⇔1、10、5、14、2  1⇒10、5、14

エアスピネルは不運なのか、本質の瞬発力不足なのか。モズ級とは雲泥の差という上がり時計の記録を持っていても実戦ではなぜか切れ負けの連続。母譲りの大一番の勝負弱さが否めなくなって、数字ほど切れ味のない末脚も信頼を失いかけている。前走も完璧な仕掛けのタイミング。残り1ハロンで一瞬にして先頭に立ったが、そこから突き放せず、結局最後はタレ気味となってあっさり勝ち馬に交わされた。昨年のこのレースでは勝ち馬と同じ上がり32秒9、メンバーNo2の脚は使ったが、積極性の差が最後まで響いた2着時の条件に近づいて反発できるか。主戦に戻して京都(221000)。叩き2戦目(022110)、叩き3戦目(000100)に対して休み明け(311020)という典型的な使い減りするタイプにとっては絶好のローテ。必要以上に控える競馬を選択しなければ当然の勝ち負けレベル。

モズアスコットの特徴は千四ベスト、一流に一歩手前の瞬発力とパワー。平坦ベターでさらに瞬発力を求められる京都の距離延長に何ら強調点が見出せない。これまで上がり33秒台はわずか3度だけの経験で自身のベストが上がり33秒7。前2走の上がり時計がメンバーNo8、No3。1番人気の差し馬としては明らかに一流のレベルに達してないことがうかがえる。結局は日本でまったく走らなかったサドラールズウェル系の父の血が足を引っ張っているということだろう。低調な数字が並ぶ中、この人気では妙味がない。まずは上がり33秒前後を経験してから重賞で主役級の評価にしたい。

エアをマンマークでヤングマンパワーの大駆けに期待する。持ち時計はエアに次ぐNo2、自身の上がり時計ベスト32秒8はここでNo3。いずれもわずかに劣るが、前々で捌ける積極性は開幕週の馬場で最大の強みだろう。休み明け(202102)、叩き2戦目(011012)、叩き3戦目(010002)からうかがえるベストのステップ。京都(001002)でも、現実に昨年のこのレースで3着。掛かり気味ながらも前々で0秒2差に踏ん張った好走は確かな裏付けとして強烈なイメージを残している。絶好枠を引いたツキも強調。

サングレーザーの千六は高いレースレベルでの経験不足がはっきりと結果に直結している。千四(301000)、千六(013001)。単純な上がり時計比較はここでNo11、千六限定の上がり時計でもNo12。千六の持ち時計はNo13。極限の時計勝負にも極限の瞬発力勝負にも裏付けのないのが現実で、ペースが速くても遅くても鞍上は隊列で位置取りを決めるペース音痴。どのみち最後方待機ならば千六で怖さはない。馬よりも鞍上が他力本願タイプという流れ次第の条件付きならば経験レベルの評価が妥当だろう。