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東京裏読み
関東
1R2R
5R8R
10R11R
関西
1R2R
3R9R
11R12R
ローカル
1R2R
3R7R
11R
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東京11R

3連単1軸マルチ12⇒16、1、6、11 (36点)

3連複フォーメーション12-16、1、6、11-

16、1、6、11、9、2、15 (18点)

馬単12⇔16、1、6、11、9、2、15  16⇒1、6

目移りするメンバーになったが、中でも東京(630101)のスペシャリスト、サンライズノヴァの爆発力は異次元レベルに到達している。前々走まで5戦連続で最速上がり。斤量も流れも問わず、常に完全燃焼の磨きのかかった瞬発力は天井知らずで鋭さを増している。距離短縮のローテは今まで6回で2、1、1、2、2、1着。良馬場千四の持ち時計がズバ抜けていることからも死角らしい死角はない。少なくても同じような瞬発力型に競り負けるイメージはまったく浮かばない。

マテラスカイの前走は頼んだ騎手が悪かったと納得するしかない。ハナ以外に活路を見出せない単調な逃げ馬にもかかわらず、スタート直後の油断でハナを奪われる失態がすべてを物語っている。半馬身出たところで抑えにかかることが過ちで、内から突っ張った2着サクセスエナジーのテンの速さを完全に見誤った。直線を待たずに終了の惨敗はこの馬の特徴からも納得できる結果だろう。主戦に戻して同型どころか、強力な先行馬も不在という絶対的な展開の利になるメンバー構成で確実な巻き返し。

コパノキッキングの前走はすべての歯車がかみあったレースだった。相手に恵まれ、流れがはまり、勝ちパターンに持ち込んだ2着馬がこのラップで粘れなかった不甲斐なさから幸運が転がり込んでいる。行きっぷりの悪さは前走で解消しつつあるが、これだけ極端な乗り方に良績を残すとテン乗りの鞍上も迷いが出る。いずれにしても今度の相手は前々が強力。勝ち負けにこだわるならば、前々にこだわって勝負するしかない。鞍上の腕が試される。

ケイアイノーテックは確かに生粋のダート血統だが、すでにこのコンビには限界がはっきり示されていることに嫌気。テン乗りのGⅠを勝ったために3度の失敗がうやむやになっている。そのGⅠ勝ちも大出遅れや必要以上に外々を回るなど、褒められるような乗り方ではなかったにもかかわらず、ここまで同じ鞍上にこだわったために好走パターンを固めることもできてない。ディープ産駒としては瞬発不足。前々勝負がこの馬にしっくりくるが、徹底して差し~追い込み馬として完成形を目指す鞍上ではたとえ砂巧者としてもいきなり重賞にぶつけることに無理がある。芝の限界というより差し馬としての限界。同じような乗り方をすれば同じような結果の繰り返しか。

人気を落とした際のクインズサターンも怖さがある。昨年から重賞で5、2、3、3、9、2着。惨敗した前々走は未知なる距離が敗因と納得の結果で、上がり時計が東海SでメンバーNo2、マーチSでNo3、アンタレスSと平安Sで最速上がり、武蔵野SでNo2に展開ひとつのレベルが示されている。東京千六(430211)、千六の持ち時計No3から未知なる距離の千四とはいえ、無抵抗で終わることは考えにくい。ひたすら乱ペースを待つ。

キタサンミカヅキは常に最速か、No2の上がり時計だったが、前走のメンバーNo6の上がり時計がギリギリの斤量ということの表れだろう。さらに千四(123017)で千二(886136)と比べると如実にわかる距離適性の落差。9歳馬がほぼ休みなく9連戦の過酷ローテも限界に近い。