2⇒5、6、10、8 (36点)
2-5、6、10、8-5、6、10、8、12、13 (14点)
2⇔5、6、10、8、12、13
準オープンで次元の違う瞬発力が数字に表れたインディチャンプは重賞級ということを前走で確信した。もとよりデビューから期待されていた超エリート馬。これまで負けらしい負けがなく、毎日杯では後のダービー2番人気馬に完全に引っ掛かりながらも最速上がりから0秒2差。アーリントンCでも同様に折り合い難に泣きながら0秒2差。3走前は休み明けでいきなりレコードに0秒1差の圧倒的な数字で駆けている。キャリア7戦で5回の最速上がり。瞬発力は天井知らずに磨きがかかって、とりわけ前走は上がりNo2に0秒5差、No3に0秒7も速いという驚異的な上がり時計が凄さを物語る。乗り替わりが奏功か、気性の成長か。いずれにしても前3走は以前と見違えるほど折り合い良化。時計勝負にも瞬発力勝負にも強い上がり馬の4歳馬にとって死角らしい死角はない。むしろここは恵まれた相手関係。自分のスタイルを貫くだけで勝機が浮かぶ。
NHKマイルCで直線不利を受けたタワーオブロンドンは前走でいきなり軌道修正できたことが能力の高さか。やはり世代トップレベルのマイラー資質。時計も上がりも一気に1秒近くの短縮がエリートそのものを示している。厩舎特有になる休養の連続となるローテがどう転ぶかだけ。厩舎多頭数出しにはうんざりだが、この馬だけは数字どおりに信頼できそう。
牡馬と牝馬の差。牝馬重賞の好走がそのまま直結しないのが牡馬重賞のレースレベルだけにレッドオルガは半信半疑だが、単純な上がり勝負になれば決定的な差はない。とにかく磨きのかかった瞬発力は充実急。5走前まで上がり33秒台の経験がなかった馬が、4戦連発で叩き出してとりわけ前々走はスムーズに捌けずに未知なる32秒台突入。これぞディープ産駒独特の急成長ぶりがうかがえる。好位の内々我慢からの力試し。
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