13⇒7、11、9、4、3、12、17、18 (168点)
7-13、11、9-
13、11、9、4、3、12、17、18 (18点)
13⇔7、11、9、4、3、12、17、18
本来ならば1分32秒前半が求められた超高速馬場で平凡な勝ち時計。とにかく外差しが利かず、ラチ沿いの先行馬有利の馬場も味方したギルデッドミラーの前走は疑ってかかるべき。馬場にも流れにも恵まれ続けながら自身の上がりベストは33秒9にも危うさが秘める。逃げ先行馬でもない馬にとって古馬相手となると致命的な瞬発力不足が否めない。ごく普通にもがく姿がイメージできる。
ソーグリッタリングは千八ではっきりと距離不適を示した。前々走でいい脚一瞬という特徴を露呈して少なくても千八以上のオープンで勝ち負けするのが難しくなっただろう。鞍上がこの馬の特徴を理解せずに早仕掛けだったことは間違いないが、それでもラップ的にもうひと伸びがあってよかった。もうひと押しがなければ力不足だったと断罪していい。いずれにしても着差以上の完敗。脚をためれば届かず、早めに動けばいい脚が長続きせずの八方ふさがりでは、単純な距離短縮で簡単にカバーできるとも思えない。東京(131102)から阪神(200110)だけが頼り。
新鮮味のない乗り方が続いて乗り替わっても結局、同じような結果の繰り返し。流れ無視から徹底待機の連続でケイアイノーテックは完全に癖馬として完成されてしまった。6走前の天皇賞秋から上がり時計はメンバーNo4、1、1、2、2、5。時計と上がりを求められる条件では分が悪いものの、どちらか一方だけの勝負ならまだまだ乗り方ひとつという感触はある。乗り替わりの刺激をひたすら待つしかない。
狙いはラセット。5歳ピークを物語る数字を信頼する。千六1分33秒半ばの壁がなかなか破れなかったが、4走前の自己ベスト更新をきっかけに一気の本格化。乱高下あった馬体重も落ち着いて目立つ馬体の充実ぶり。とりわけ瞬発力は以前と見違えるほど磨きがかかっている。これまでのキャリアで上がり33秒台以下はわずか6回だが、今年に入って5回も経験していることが大きな成長の証。前走は古馬オープン2戦目で最速上がり。きさらぎ賞3着馬の逆襲が始まる。
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