16⇒9、10、11、8、7、4 (90点)
ピクシーナイトは強調材料に乏しい。前走は同型が即控えたために"逃げ切ってください"という恵まれた展開。最後直線の追い比べではラチ沿いにもかかわらず、フラフラ状態で右ムチ、左ムチを使わせる幼さも露呈している。一応の完成度の高さを示したとはいえ、今後の課題を克服するのもまたひと苦労か。母はハープスターの異父姉で期待どおりの本格化となっているジュリオは、瞬発力を武器に勝ち上がってきた。一転してパワーを求められる馬場ではさすがに割り引く必要がある。逆にジャスティンカフェはすでに道悪経験済み。完全に掛かって自滅に近かった前走からの距離短縮もしっくりくる。馬場不問の最速上がり連発は脅威そのもの。
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