12⇒8、1、16、11⇒
8、1、16、11、6、10、2 (24点)
8、1、16、11⇒12⇔8、1、16、11、6 (32点)
8-12、1、16、11-
12、1、16、11、6、10、2 (18点)
12⇒8、1、16、11、6、10、2 8、1、16、11、6⇒12
GⅠで勝ち負けする馬と重賞で入着目標が混在する低調メンバー。レイパパレの主役に異論はないが、前走でこの馬の弱点をさらけ出したことも間違いない。決め打ちの控えが裏目に出た折り合い難。いぜん強さと若さが同居するだけに数字どおり、実績どおりに全幅の信頼を置けないのが難点だろう。前々走までハナを切らなくても勝ち切れたのは超スローだったため。前走のようにある程度流れてスタミナも求められる条件で結果を残すことが今後の見通しに直結する。いずれにしてもここはハナを切って安全策か、再び控える競馬で試練からの克服を目指すかで波乱の可能性もあったが、同型が低調で枠順的にもハナが確定的となれば、勝ち方だけを焦点にしていい。
いずれにしても前走は負けて強し。残り4ハロンから11秒台突入して過去10年で4番目の勝ち時計にレースレベルの高さがうかがえた。最後差し返された失態は初距離と初の56キロだったため。高速馬場にもパワー系馬場にも強いオールラウンダーが、中山の急坂をクリアして絶対的な立場を取り戻す。
グローリーヴェイズは香港と日本の走りに落差。これまで以上に誤差が広がっているイメージだ。それだけ香港が走るということだが、とにかく際立って日本での姿は淡泊さが目立つ。6走前の横綱相撲から前々走までごく普通の戦績。勝った4走前にしても、良馬場に近い馬場で2分25秒台に平凡さが示されている。前走は4角までに勝ち馬の直後まで迫ったが、残り1ハロンまでの反応の差でジワジワ引き離されたのが敗因。そこから再び差を縮めたが、0秒2差まで迫るのが限界だった。一瞬の脚をより求められる中山替わりは少なくてもプラスにならないか。なるほど直線坂(110111)の不甲斐なさ。このまま日本で低空飛行か、もうひと花か。ピーク落ち間近な6歳ディープ産駒が最後のターニングポイントになる。
ウインマリリンの評価は揺れる。前走はバタバタの6着馬を交わすのが精一杯の脚色を減点か、7着以下に楽々先着したことを評価か。少なくても前走の距離で一線級に逆転できるイメージがまったくなくなっただけに人気になるほど扱いづらくなる。得意のコースと絶好枠だけが頼り。
GⅠ2着とはいえ、基本的に牝馬GⅠ路線は古馬3勝クラス程度でも通用するのが現実。ランブリングアレーが未経験の二千二で突然、牡馬相手に好走する姿はイメージも計算もできないのが現実。セダプリランテス、マウントゴールドは前4走以内に1年以上のブランクがある高齢馬。近走接戦の記録がオープン特別か、GⅢでは信頼度が低いままで穴馬としても扱いづらい。
キングオブコージが早めにレースを捨てる鞍上のままならば、長期休養明けで試走に徹する確率は格段に上がった。千八以下に良績集中のカナロア産駒が二千五をクリアした衝撃が薄らぐほど鞍上の負のオーラは強烈。ここも向正面でポツン最後方の光景がはっきり浮かぶぐらいにイメージが悪い。休み明け(221000)。
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