10⇒14、1、9、7、6、4、3、11 (168点)
アイアンバローズは瞬発力だけが頼り。インパクトある持ち時計がなく、古馬重賞初挑戦ならば人気先行が否めない。世代重賞を2戦でいずれも惨敗。コントレイルに足元にも及ばない実績では、その後いかに経験を積んでスケールアップが見込めても、古馬2勝の卒業に手間取ったことがすべてを物語っていることをにおわせている。同じような上がり馬の評価だったディアマンミノルはどうか。昇級戦のオープン特別で初の上がり33秒台が最速上がり。3走前は初の古馬重賞だったために惨敗したが、前々走で即修正して再び最速上がり。必要以上に4角外をブン回して0秒4差で、まともな鞍上なら重賞でも勝ち負けできることを証明している。前走も前日の3歳未勝利と同等の流れで向正面で惨敗確定となる引っ張り込み。勝ち馬とわずか0秒1劣っただけの上がり時計など、同じ鞍上が連続して下手に乗ったとみるべきだろう。重賞未勝利の鞍上が冷静に乗れるかが焦点。
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