4、7⇒4、7、9、13⇔5 (12点)
4、7⇒4、7⇒9、13 (4点)
ドーブネの前走は何の強調点も見出せない。翌日の未勝利が1分21秒2(5F57秒2でレース上がり35秒6)。1分21秒4(5F58秒0で上がり35秒2)との比較ではっきりと微妙な数字であることが示された。同日の古馬1勝千六1分32秒6で最速上がり33秒3が決定的な馬場の良さ。時計も上がりも平凡では相手と展開に恵まれただけと断言できる。
アルナシームは本来なら長期休養がセオリー。来年の春まで引きずるような負け方にもかかわらず、目先のレースを使えば来年春までに何らかの誤算は確実に生まれてくる。重賞云々、相手云々というよりまともに立ち回れるかどうかも疑問。
父は往年に直線を待たずしてレースを捨てることを十八番にしたが、息子はすでに重鎮並みの待遇なのか、すでに重賞でも怠慢騎乗すれすれのあきらめ早を連発している。ヴィアドロローサの前走はまさにスタートの大出遅れで鞍上がレースを捨てた。ミスを挽回するどころか、はるか後方で掛かる仕草までに引っ張り込んで教育的なレースに早くも切り替えた。それでも結果的に連続の最速上がりとなったことで一応の能力は示せただろう。京王杯2歳S3着ラブリイユアアイズがジュベナイルF2着からもレースレベルには太鼓判。乗り替わりと気楽に乗れる立場になれば、無欲の差しに怖さが出た。
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