6、3⇒13、11、5、10、12 (30点)
6、13⇒11、5、10 (18点) 6、11⇒5 (6点)
6-3、13、11-3、13、11、5、10、12 (12点)
6⇔3、13、11、5、10、12
アカイイトの前走は醜い騎乗の象徴的なレースだった。グランプリでGⅠ馬をあれだけ雑に乗れば掲示板外も当然の結果。まずはロスなく立ち回ろうとする技術も思惑もなし。メンバー一番の大外回り。ラチから6、7頭分も離れて回ることを選択したことがまさに未熟さを示している。前々走は横綱相撲で現役最強牝馬を証明したことは紛れもない事実だが、1度の成功と引き換えに二桁回数の失敗を覚悟というコンビ。馬の能力から負の鞍上との引き算とみていい。ここでもワンパターンのマクり競馬なら鞍上へのレッドカードは時間の問題。
ジャックドールは本当の試練がここでやってくる。今までほぼ単騎逃げの連続。これまで徹底して二千にこだわってきたスペシャリストだが、5ハロン通過で60秒を割ったのは前2走の2回だけ。高いレベルのレース経験不足をはっきり示している。前走も翌日の古馬2勝1分58秒2という超高速馬場で、時計が重賞に直結しないことは歴然。初重賞挑戦にもかかわらず、古馬相手に経験のない斤量56キロの試練。何より致命的なのがここは同型が強力になったことだろう。同じようなタイプのレイパパレと脚質も自在性もほぼまる被り。ハナに行くしかない枠順を引いて迷いなしの逃げで力比べ。
鞍上の重賞3勝の中身は逃げるか、追い込むかのどちらかに限られている。とにかく馬の能力云々より、展開の利がすべて。サンレイポケットの乗り方にしてもどんな流れ、相手でもとにかくいつもどおり。知恵も工夫もなく、スローになってもおかまいなしの撤退待機に未来はない。近走よりここは流れが向いても鞍上のペースの見極め力の低さではますます狙いづらくなった。
レイパパレの前走は馬の特徴を理解してない鞍上だったと割り切るべきだが、主戦に戻したからといって以前の高い評価が戻るわけでもない。気性先行が災いしてすでに控える競馬では限界が見え隠れ。5走前に最速上がりで逃げ切ったレースをピークに走るたびに評価を下げている。4走前は掛かって失速して上がりNo4。3走前も掛かり気味で上がりNo8。前々走はラチ沿いの折り合いだったものの、掛かって上がりNo12。単調気性の逃げ馬ということは数字的にもはっきり示せば、ジャックのハナを叩くしか選択肢はないか。いずれにしても強気に行くだけ。控えた時点で勝ち負けから遠ざかる。
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