Jー5、4、2、1、7 5ー4、2
逃げ差し自在のナイアデュークは距離延長となった千八で、同日B2千六並みのペースになった暴走の逃げ。名手としては珍しい失態だが、デビュー戦でいきなり千四1分29秒9、3走前にシャレーストーンの2着など随所に能力の高さを示している期待馬は、まともな折り合いになれば1分43秒前半は確約できる。プローディージュも前走は大暴走。一見ムラにみえる成績でも、勝った2戦はいずれも高いレベルのラップと勝ち時計。気楽に乗れる立場と道悪馬場で妙味増す。ビューティーネームはすでに道悪の千六を経験した強みがある。スローになれば好機の大マクり。リワードプレゼンツは千二、千四ほどパワーが感じられない千六で心境ひと息。ジーエスタイムリーは数字どおりの非力な牝馬だが、4走前は現実にマクりから最速上がりで3着なら雨でも不安なし。モナクランベルは行くしかない同型プロディージュの存在が厄介。先を見据えて控える競馬を教育したいが、追い比べに弱いジリ脚はますます展開優先になる。ウォッチワードワンは手応えほど伸びなかった前走が距離の壁そのもの。ここ3戦は走るたびに評価を落としているベターフォーチュンは修正不可能なスタート難で、最近は置かれる傾向が強まった。