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7、L→8、N、3、9、I (30点)
7、8→N、3、9 (18点)
8ー7、L、Nー
7、L、N、3、9、I、5、6 (18点) |
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クラスが上がれば上がるほど前残りの傾向が強まる馬場状態。能力そのものが横一線のメンバーでは、先行力と器用さが重要なポイントになる。逃げ馬が内枠に集中。スムーズに馬群を捌ける外枠から穴馬が誕生か。1分13秒台の決着で大混戦ムード。
シンゼンセッターの前走はいつもどおりの位置取りから惨敗がひとまずクラスの壁。それでも千二(1111)は、タケノヘイロー相手に軽々完封やB3で2勝のジーエススナッピーに先着など、B3相手なら常に勝ち負けが計算できる底力を秘めている。休み明けも問題ない仕上がり早で、死角があるとすれば忘れた頃に出るスタート難。今開催の鞍上は神がかり的に勝負勘が冴えている。
ケイアイアップヒルの前走はスタート下手の鞍上に乗り替わりでいつも以上に置かれた。焼け石に水程度のひとマクりでは前残り競馬で到底届くことはなく、見せ場までが限界だったのも当然だろう。それでもC1→B2のエリートステップで確実に時計を詰める成長具合。着差どおりに中身の濃いレースを経験すれば、主戦に戻って色気が出てくる。逃げ先行馬揃いは理想的なメンバー構成。前々走の再現。
プレイズアストームは千二に戻れば主役として見直せる。前走は明らかに回ってきただけの試走競馬。スタートがムラで以前より安定感が失われたとはいえ、持ち時計の1分12秒6など千二適性の高さはどの馬よりも優れている。3走前の休み明けは直線半ばで行き場をなくして壁になって0秒8差。前々走の逃走劇など、とにかく千二になれば一変するスプリンター。セン馬になって以前ほどスタートの致命的なミスがなくなったことも強調材料。
格上げ初戦のカスミダンサーにとってはここが試練のレースになりそうだ。持ち前のレースセンスで好走を続けているが、時計そのものは低レベル。混戦レースを制してきた上がり馬で、層の厚いB3のスプリント戦になれば、小柄な牝馬の弱さが出ても不思議はない。1分13秒台の決着になると厳しい。
モロさ同居のカザグルマはこれだけ同型が揃うと抜け出すイメージが浮かばない。大井コースにも若干苦手意識のある(1304)。タケノヘイローは勝負どころで手応えが悪くなる悪癖持ちだったが、以前の行きっぷりが戻った前走がブリンカー効果そのもの。集中力が戻れば不良馬場で1分12秒8を叩き出した頃のイメージがよみがえる。千六経験がプラスとなればルーセントタワー。ひと叩きで変わり身待ちのリュウノケンシロウ、ロッキーダンサーは気配優先。
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