9ーI、7、2
イクノジャケットが外々の折り合いを好走パターンに固めて本格化。目標になって惨敗を繰り返してきた今年初めの内容とは明らかに質が違っている。たとえ人気のヤマジュンギンガがハナを切っても、正攻法で負けられない持ち時計の裏付けを強調。そのヤマジュンの前走はハイペースで飛ばした結果の惜敗。悲観することのない収穫のあった内容ならクラスの壁は感じない。内コースでマイクイーンが割り引き。ヒカルアヤノヒメの前走は牝馬限定で時計そのものも恵まれすぎた。上積みが計算できなくなったレモドールは常に入着ラインの争い。激しい気性で仕上がり早のコルチャックでも骨折明けでは気配優先。必要以上に控えてきたサングエブルの乗り替わりは興味津々。現実に3走前で0秒3差。衰えのない現級2勝の実力馬は乗り方ひとつで変身できる。